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長編

匿名 2日前
怖い 183
怖くない 162
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初めまして。 皆様は好きな色、嫌いな色はあるでしょうか? 私は赤色がとても苦手です。 苦手と言うより恐いのです。 ただ、赤信号を見て恐ろしい気持ちになるとか、トマトを見て気分が悪くなるといったような事ではありません。 赤い服、もう少し言えば赤色で全身を統一した方を見ると咄嗟に目線を外してその場から立ち去りたくなるのです。 私の叔母は赤色の服がとても似合う人でした。 子供心に帽子まで赤一色で身なりを整えるようなそんな叔母は、今思えばあっけらかんとした人柄や人懐っこい性格もあって私はとても叔母の事を慕っていました。 足元からスカート、季節に合わせたトップス。 時には赤い帽子。 叔母には本当にとてもよく似合っていて、憧れを抱いたものでした。 親族も私のそんな叔母への憧れに気付いていたと思います。 "今日は赤いおばさんのところに行くよ" "今日は赤いおばさんが来るよ" と、私はよくそう言われたのを覚えています。 私が中学生の時に、叔母の家に寄る機会がありました。 いつも元気に笑顔で迎えてくれる叔母。その日も叔母は私が来たことを察してとびきりの笑顔で私を迎えてくれました。 叔母はとても話が上手く笑い上戸で、私もそんな叔母と話すのが大好きでした。 その日も取り留めのない話をしてけらけら笑っていました。 が、突然叔母が"Aちゃん少し待ってね、お客さんが来たみたいだから"と玄関口に向かって行きました。 お喋りに夢中になっていたので、その時に訪問を報せるチャイムが鳴ったかは記憶にありません。 叔母は少しして戻って来ました。 叔母の夫である叔父が"誰だった?"というような事を訊ねたと思います。 叔母は"知らない人、道を教えて下さいって"、とそう言いました。 "そうか"、とそこでその話は終わりました。 私は叔母との会話に戻りました。 少しして叔母がこんな事を言いました。 "さっき道を訊きに来た人ね、おばさんと同じで頭から何から赤色だったのよー!"と笑いながらそう私に伝えたのです。 私は叔母が冗談で会話を盛り上げる為に言ったのだろうと深く考えずに"えー!おばちゃんみたいな綺麗な人だったのー?"とか、そんな軽い返し方をしたと思います。 叔母も&q

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  • 男だったのねw 男だったら赤いコーディネートはしなくていいんじゃなかろうかw
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