
長編
コピペ めしうま
匿名 3日前
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うか聞きたくもないので放置してたが、あまりに長いこと震えてるから聞いた。
「はいはい、で、どんな女の人よ?」
「白い着物着て、部屋のすみからこっちをじっと見てる。目が、煤みたいに真っ黒・・・」
「ふうん。っていうかやめようぜ、気持ち悪いから普通に。オレ、毎日ここで寝てんのに、寝れなくなる」
「ゴメン・・・」
想像したらあまりに怖くて、ついイラっとして話を終わらせた。
というか普通に怖いです。
497 :本当にあった怖い名無し:2009/05/17(日) 01:38:54 ID:ngMfbcEC0
で、その彼女はちょくちょく俺の部屋に遊びに来るものの、よく電波なことを言っていた。
あるときは突如、
「シッ!今男の人がドアの前に立ってこっち見てる」
「バカなの?ドア挟んでるのにこっち見れねぇwwwバロッシュwww」
とか。
またあるときは、
「この部屋に刀あるでしょ?」
「なんで知ってんの?」
この頃、バカまっさかりだった俺は、部屋のタンスの奥になぜか日本刀を所持していた。
ちなみにその刀は、祖父が第二次世界大戦のとき持ち帰ったものらしい。
聞いたところによると当時、その刀で人も殺したこともあるそうだが・・・ホントかどうかはシラネ
「その刀になんかいろいろ集まってきてる。早く捨てたほうがいいよ」
「あ、あぁ・・・」
さすがにこのときは、この子ホンモノ?って思った。
知らないはずのものを言い当てられてビックリしたから。
他にもいろいろ電波なことを言ってたけど、記憶に残ってることだけ書いた。
他には、いきなり何もないところを見つめてたり、突然走って帰っていったり、なんせ変なヤツだった。
498 :本当にあった怖い名無し:2009/05/17(日) 01:40:09 ID:ngMfbcEC0
そしてその彼女とはほどなく別れて、平和な日々が戻ってきたときです。
その数ヶ月後、元カノと寄りを戻すことになった。(↑に書いた彼女とは別の子)
その元カノも霊感が強いらしい。
先祖が巫女の家系だった。
わかりにくいから呼び名つける。
刀を見破った彼女⇒電波女
寄りを戻した彼女⇒巫女
で、電波女に言われたことがちょっと引っかかってた俺は、巫女に聞いてみた。
そのとき巫女が俺に部屋に遊びに来ているときだから、ちょうど良かった。
「なぁ、俺の実家って何かいてる?」
「何かって?
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- 超性格悪い霊だな 生前から嫌なヤツだったのかな菜々氏
- 確かに同感、これぐらい霊がいて無事なのが不思議ぼんばー50
- そこまで視て、巫女ちゃんも電波ちゃんも無事なのが不思議。 Sクラスなのに。なんもなかったの?イリミナ