
長編
生き人形
匿名 16分前
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』が聞きつけて、
怪奇シリーズで放送する事になりました。
人形使いの前野さんがあの人形を保管していました。
番組撮影のために人形を持って現れた前野さんは、少しおかしくなっていそうです。
その人形を、まるで生きているかのように話し掛けていたり・・・
やはり怪奇現象が起こりました。
まずは、番組リハーサル中に照明用のライトが落ちてきた。
そして生放送の番組中には、人形の上にバックに吊っていたカーテンが突然切れて被さり・・・
女性スタッフ達は恐怖で泣き出して、まともな番組にはなりませんでした。
その後、その番組のスタッフ達に怪我をする人が続出し、
この番組の関係者達はバラバラとTV局を辞めていったそうです。
で、今度はその話を聞いたテレビ東京のスタッフがその話を番組にしようと、
行方不明になっていた人形制作者の橋本三郎氏を見付けだします。
稲川氏は本当はこの番組に、前回の事があったので協力したくなかったのです。
もうあの人形とは関りたくなかった。
しかし、行方不明になっていた橋本三郎氏が見つかったと言うことで、しぶしぶ了解したのでした。
橋本三郎氏は、なんと京都の山奥で仏像を彫っていました。
スタッフ達は橋本氏に会ってインタビューをとろうと京都に向かうのですが、
インタビュアーの小松方正さんと手違いで京都で会えなくなるわ、スタッフもバラバラになるわで、
結局インタビューは撮れなくなってしまうのです。
日を改めて、今度はスタッフだけでインタビューを撮りに行くのですが、
今度は、デレクターの奥さんが原因不明の病気で顔が腫れあがったり、
切符を手配した人の子供さんが交通事故にあったり、不幸な事が続出。
スタッフ達もいい加減気味悪がったのですが、とにかく番組を完成させるために、
稲川氏をスタジオに呼んで、インタビュー撮影をする事になりました。
が、稲川氏のインタビューを撮影しようとすると、ビデオカメラが次々に壊れたそうです。
3台目が壊れたので、しょうがないから16ミリフィルムのカメラで撮影しようと・・・
「これは、ある人形にまつわる話で・・・」
と稲川氏が語りだすと、本番中なのにスタジオのドアを思い切りたたき続ける音が。
ドアを開けるが、そこには誰もいませんでした。
京都での取材やらなんやらで、かなり制作費を使っていたのですが、
これはほんとにヤバそうだからと、結局その番組制作は中止になりました。
今でもこの
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(5件)
- 神主は完全にとばっちりやんけ真実を知る者
- 良く知られた話しですよ?まゆ
- 生き人形、無事寺に 納められたかなぁ…わーい
- 人形の呪い怖い。天才小学生
- 文章にずると非常に分かりやすい。 できれば続きを書いていただきたいです。 最近稲川さんの公演に行った時、生き人形にまつわる新たな話がありましたなぁ…