
長編 emoji_events 殿堂入り
リゾートバイト
しずく 34分前
chat_bubble 150
1,040,529 views
ゃん」といって、この近くで育った女の子だった。
それと一緒に入ってきたのが女将さんの「真樹子さん」。
恰幅が良くて笑い声の大きな、すげーいい人。もう少し若かったら俺惚れてた。
あと旦那さんもいて、計6人でこの民宿を切り盛りしていくことになった。
ある程度自己紹介とかが済んで、女将さんが言った。
「客室はそこの右の廊下を突き当たって左右にあるからね。
そんであんたたちの寝泊りする部屋は、左の廊下の突き当たり。
あとは荷物置いてから説明するから、ひとまずゆっくりしてきな。」
ふと友達が疑問に思ったことを聞いた。(友達をA・Bってことにしとく)
A「2階じゃないんですか?客室って。」
すると女将さんは、笑顔で答えた。
「違うよ。2階は今使ってないんだよ」
俺達は、今はまだシーズンじゃないからかな?って思って特に気に留めてなかった。
そのうち開放するんだろ、くらいに思って。
部屋について荷物を下ろして、部屋から見える景色とか見てると、
本当に気が安らいだ。これからバイトで大変かもしれないけど、
こんないい場所でひと夏過ごせるのなら全然いいと思った。
ひと夏のあばんちゅーるも期待してたしね。
そうして俺達のバイト生活が始まった。
大変なことも大量にあったが、みんな良い人だから全然苦にならなかった。
やっぱ職場は人間関係ですな。
1週間が過ぎたころ、友達の一人がこう言った。
A「なあ、俺達良いバイト先見つけたよな。」
B「ああ、しかもたんまり金はいるしな」
友達二人が話す中俺も、
俺「そーだな。でももーすぐシーズンだろ?忙しくなるな。」
A「そういえば、シーズンになったら2階は開放すんのか?」
B「しねーだろ。2階って女将さんたち住んでるんじゃないのか?」
俺とAは
A俺「え、そうなの?」と声を揃える。
B「いやわかんねーけど。でも最近女将さん、よく2階に飯持ってってないか?」
と友達が言った。
A「知らん」
俺「知らん」
Bは夕時、玄関前の掃き掃除を担当しているため、2階に上がる女将さんの姿を
よく見かけるのだという。
女将さんはお盆に飯を乗っけて、そそくさと2階へ続く階段に消えていくらしい。
その話を聞いた俺達は、
「へ~」
「ふ~ん」
みたいな感じで、別になんの
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(150件)
- 臍の緒どうにかせなあかんやん シンラスに壊してもらうかOPDG無い
- 長かったけどおもしろかった松中3年島田
- 長かったけどおもしろかった松中3年島田
- これを省略しなかったのは偉い。いやほんとにね。匿名人間
- 読み終わった後確認したら44ページあって長すぎィィィィィ!って思った名無し
- なげぇなーこれでもおもろかった名無しに変わりましてVIPがお送りします
- なげぇなーこれでもおもろかった名無しに変わりましてVIPがお送りします
- このサイト初めてでこの話読んだけどおもろい! 多分釣りなんだろうけど、釣りだとしてもおもろいぽんとこつ
- このサイト初めてでこの話読んだけどおもろい! 多分釣りなんだろうけど、釣りだとしてもおもろいぽんとこつ
- テレビにしたら3時間かかるのにすごいですねーりafter