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しずく 2013年1月5日
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通に考えて、俺の体験談が恐ろしかったってことか? 少し考えて、俺も大概、恐怖に呑まれて相手の言葉に過敏になりすぎてると思った。 こんな時だからこそ、早く帰ってみんなで残りの夏休みを楽しくゆっくり過ごそうと、 そればかりを考えるようにした。 だがその後のBの怯えようは半端なかった。 俺達がたてる音一つ一つに反応したり、俺の足の傷を食い入るようにじっと見つめたり、 明らかに様子がおかしかった。 Aも普段と違うBを見て、多少びびりながらも心配したんだろう、 A「おい、大丈夫か?寝てないから頭おかしくなってんのか?」 と問いかけながらBの肩を掴んだ。 するとBは急に、 B「うるさいっ!!」 と叫び、Aの腕をすごい勢いで振り払ったんだ。 Aと俺は一瞬沈黙した。 俺「おい、どうしたんだよ?」 Aは急のできごとに驚いて声を出せずにいた。 B「大丈夫かだって?大丈夫なわけねーだろ? 俺も○○(俺の名前)も死ぬような思いしてんだよ。 何にもわかってねーくせに心配したふりすんな!!」 Aを睨み付けながらそう叫んだ。 何を言ってるんだろうと思った。 Bの死ぬ思いってなんだ?俺の話を聞いて恐怖してたわけじゃないのか? AとBは仲間内でも特に仲が良かったんだが、その関係もAがBをいじる感じで、 どんな悪ふざけにもBは怒らず調子を合わせていた。 だからBがAに声を荒げる場面なんか見たことなかったし、もちろん当の本人Aもそんな経験なかったんだと思う。 Aはこれも見たことないくらいにオロオロしていた。 俺は疑問に思ったことをBに問いかけた。 俺「死ぬ思いってなんだ?お前ずっと下にいたろ?」 B「いたよ。ずっと下から見てた」 そして少し黙ってから下を向いて言った。 B「今も見てる。」 俺「・・」 今も? え、何を? 俺は訳がわからない。 全然わからないんだが、よくある話で、Bの気が狂ったんだと思った。 何かに取り憑かれたんだと。 そんな思いをよそに、Bは震える口調で、でもしっかりと喋りだした。 B「あの時、俺は下にいたけど、でもずっと見てたんだ」 俺「上っていく俺だよな?」 B「違うんだ・・いや、初めはそうだったんだけど。 お前が階段を上りきったくらいから

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  • 臍の緒どうにかせなあかんやん シンラスに壊してもらうかOPDG
    無い
  • 長かったけどおもしろかった
    松中3年島田
  • 長かったけどおもしろかった
    松中3年島田
  • これを省略しなかったのは偉い。いやほんとにね。
    匿名人間
  • 読み終わった後確認したら44ページあって長すぎィィィィィ!って思った
    名無し
  • なげぇなーこれでもおもろかった
    名無しに変わりましてVIPがお送りします
  • なげぇなーこれでもおもろかった
    名無しに変わりましてVIPがお送りします
  • このサイト初めてでこの話読んだけどおもろい! 多分釣りなんだろうけど、釣りだとしてもおもろい 
    ぽんとこつ
  • このサイト初めてでこの話読んだけどおもろい! 多分釣りなんだろうけど、釣りだとしてもおもろい 
    ぽんとこつ
  • テレビにしたら3時間かかるのにすごいですねー
    りafter
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