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中編
不登校の理由の話
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不登校の理由の話

1週間前
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私はある小学校で臨時のスクールカウンセラーをしている。

この学校に着任して最初に担当することになったのは、5年生の女子生徒、ゆうなという子だった。彼女の母親から「不登校の我が子を学校に通わせたい」と依頼され、後日、母親に連れられてきたゆうなと私の3人で面談を行うことになった。

ゆうなは色白で、大きな目元に泣きぼくろがあり、どこか儚げで可愛らしい印象を持っていた。しかし、彼女は一言も口をきかず、母親が話すのをじっと聞いているだけだった。

母親の話によれば、ゆうなは3年生の頃から学校に行けなくなったという。特にいじめに遭ったわけではないが、ある日突然行かなくなったそうだ。何があったのか尋ねても彼女は沈黙を続け、部屋に閉じこもる日々が続いていた。母親は不安を抱え、私の元に訪れたのだ。

途中、私は何度かゆうなに話しかけたが、彼女は相変わらず黙っていた。面談を始めて20分程経った頃、母親が言いにくそうに口を開いた。「先生、実はこの子…」

「お母さん!やめて!!」

ゆうなの突然の叫び声に、私は驚愕した。何があったのか、彼女の心の内が気になる。

「今日はこれで終わりにしましょう。次回は一対一でお話ししたいのですが、よろしいですか?」私の提案に母親は頷き、ゆうなも小さく応じた。

数日後、2回目の面談でゆうなは一人でやってきた。学校には母親に送られてきたのだ。土曜日で他の生徒はおらず、静かな教室で彼女と向き合うことになった。

「来てくれてありがとう、ゆうな。今日は少しお話ししましょう。」私の声に、ゆうなは小さく頷いた。彼女の緊張が伝わってくる。

まずは雑談から始め、少しずつ彼女の心を開かせる。共通の話題を見つけ、少しずつ言葉を増やしていく。1時間の面談ではあったが、彼女が少しずつ打ち解けている感触があった。

3回目の面談で、ゆうなは笑顔を見せるようになり、私をアキちゃんと呼んでくれるようになった。彼女の素顔が少しずつ見えてくる。しかし同時に、学校側は彼女の情報を一切開示してくれなかった。母親からの要請で、外部には話さないようにとのことだった。

4回目の面談、ついに不登校の理由に迫る時が来た。いつものお喋りから徐々に本題へと移行する。すると、彼女は涙を流しながら打ち明けた。「私、好きな男子に告白して、断られて、それで、もう全部終わりだと思って。」

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はじめまして、よろしくお願いします。

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