
長編
コピペ ブラックジャックの家
匿名 3日前
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してたら、なんか視界の端を黒い影がサッと動いたような気がして、それが窓の外だったんでちょっと気になって体を乗り出したんよ。
チラッと影が、ブラックジャックの入り口の方に向かってくのが見えたんだよ。
建物の入り口が、今いる二階の窓の真下で、その影が建物の入り口に向かって動いたのが、チラッと見えた。
なんだろうと思ったんだけど、窓の真下で真っ暗だから何も見えなくなって、なんだったんだろうって思ったけど首引っ込めたんだ。
久美子が「どうしたの?」って聞いてきて、そしたら
ガタガタガタガタッ、って入り口の引き戸を滅茶苦茶に開けようとする音が聞こえてきて。
そこの入り口は普通の引き戸だったけど、縦に上下するタイプの鍵がついてたから、入ったときに閉めてたんだ、ヤってる最中に邪魔が来たらヤだなと思って。
久美子と目が合って、部屋の暗がりに目が少し慣れてたんだけど、久美子の目はめっちゃ怯えてた。
俺はなんとなく、「仲間の誰かが冷やかしに来たのかな」って思って、シーッて指を立てて、黙ってた。
これで下の音がしなくなったら、「ビビった~」とか言いながら、緊張ほぐれていい感じになれるかも、みたいな変な安心感というか、状況が動いて嬉しい気持ちが半分あった。
しばらくしたら、引き戸の音が止んだ。久美子は緊張したまま、向かいあって椅子に座って、膝に置いた指が浴衣に食い込んでた。
ヒタヒタヒタと窓の下から足音が遠ざかっていく音が聞こえて、もう帰ったのか?と思った。
頃合いを見て声を出そうと思ったら、ガチャって扉が開く音が下から聞こえた。
「え?」って声が出そうになった。
その家は普通の民家だったんだけど、一階は風呂とトイレと居間と個室と、台所があった。
二階に登るのが面倒な時は、一階の台所で煙草だけ吸って帰る事もあったんだけど、台所には、勝手口があった。そこを開けたんだ、と、気づいた。
階下の足音がドスドスドスドスッと動いているのが聞こえて、急激に「なんかヤバい」って気持ちが湧いてきた。「コイツは仲間の誰かではない」って。
二階は狭い階段を上がったら廊下もなくすぐ左手にドアがあって、そこが今いる部屋になっている。二階の部屋はこの部屋だけ。
足音が階段をドスドス駆け上がってくるのがわかって、体が咄嗟に動いて、扉の前に飛びついた。
背を向けて扉にもたれかかったら、ドスンッと扉にぶつかる衝撃があって、体がちょっと
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- 面白くも怖くもない間黒男
- 犯人、記憶が都合よく欠落改竄してる『書き手』だろ 深きものの先祖返りってオチ白黒
- 複雑過ぎて何が適切な意見なのかも 分からない中、すぐそこまで何かを 言いたい気持ちが上がってきてるけど どう伝えれば良いか分からないです。 どうすれば良かったのかの答えもない。 無念です。ママちゃん
- 久美子かわいそうらのよちゃツボツボ
- 高2で童貞、初デートて、、、それが怖いかっぱ
- 人外の者の仕業か・・・ 体験者の仲間内も含め、夜中に件の家を訪れたのは、その時だけだったのかな。 昼間には現れない人外が、夜中には現れて、この世ならざる世界に連れていかれた、とでもいうのだろうか。夢幻