これはお父さんが体験した話です。彼女をAさんとします。 お父さんが彼女と車でデートに行っていました。その帰りは山を通って帰ります。その山の中でお父さんはタバコを吸いたくなりました。そして車を橋の近く止めて彼女と一緒にタバコを吸おうとしました。その時、橋の下から生暖かい風が吹いてきた。お父さんはヤバイと思って彼女を車に急いで戻します。 そして車を走らせてしばらく行き、バックミラーを確認すると、 そこには女の人の目がありました。 車の後ろは荷物でいっぱいで、人が乗れるスペースなどありませんでした。 怖がりな彼女にはそのことを言わなかったお父さん。バックミラーを前に向けてそのまま走って行きました。 近くのファミレスに車を止めてファミレスに入って飲み物を注文すると、彼女が 「トイレ行ってくる」 と言ってトイレへ行きました。そして彼女が帰ってくると彼女の顔が青ざめています。お父さんが、「どうしたん？」と聞くと彼女は、 「トイレしてたら誰か入ってきて、でも私が出たら誰もおらんかってん。出ていく時になるはずのトイレの扉を開ける音が聞こえなかった。」 というのです。お父さんは今までのことを全て話ました。