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短編

Mのクマのぬいぐるみ

しの 2日前
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私の親友Mと体験した修学旅行の次に怖かった話の前に、Mが6歳の時にMのお母さんが体験したお話を…。 Mが6歳。小学1年生の時友達の家のクリスマスパーティーに呼ばれ出掛けて行きました。 プレゼント交換をする事になって居たので、Mは友達が喜びそうな可愛いレターセットを持って行きました。友達は喜んで、お返しに可愛いクマのぬいぐるみをくれたそうです。 そのクマは背中にマジックテープが付いて居て電池が入る様になって居ました。 電池を入れて電源をONにし、PUSHと書かれた手を握るとパタパタと揺れるぬいぐるみでした。 Mはレターセットのお返しには高価に思えるそのぬいぐるみを喜んで持って帰り、お母さんに見せました。 母「まぁ~!レターセットのお返しにぬいぐるみ貰ったの?もっと良い物持って行けば良かったね」 と、その時は「大事にしないとだね」と言って居たのですが… ある日の夜中、お母さんは奇妙な音で目を覚ましました。 ゴニョゴニョと誰かが何かを喋ってる。 最初お母さんは家族の誰かの寝言かと思ったのですが、家族はスヤスヤ寝ています。 「※¥ち…※¥ち…」 喋っているのは、この前Mがクリスマスパーティーで貰って来たクマのぬいぐるみでした。 (ぬいぐるみが喋ってる…このぬいぐるみしゃべるんだった?いや。電源をONにして手を握ったら動くだけのはず…待てよ。その前に電池抜いてたはずだよね…) そう。お母さんは夜中に何かの拍子で動き出したら嫌だからと、遊び終わったら電池を抜く様にMに言って居ました。 (M、電池抜くの忘れたのかしら…だとしても喋るはずは無いのに…) お母さんが考えて居ると…又 「※んち…※んち…」 (何を言ってる?) 暫くすると、今度はハッキリと… 「でんち…でんち…」 (でんち…??…!電池!?) お母さんはクマを手に取ると背中のマジックテープを開けて電池を確認すると… 入って居ませんでした。 クマは電池を入れろ。と、喋って居たんです。 お母さんは鳥肌が立ち慌ててそのぬいぐるみをスーパーの袋に入れ、粗塩を振りかけると、固く結んで外に出しました。 翌朝お母さんは、Mに昨夜の話をしてクマのぬいぐるみを燃やしました。 そのクマのぬいぐるみの中に一体何が入って居たのでしょうか… さすがのMのお母さんも、ちょっと気味悪かったそうです。

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