。 そして、隠れる場所も見つからないまま、音はどんどん近づいてきて 焦った気持ちもあってか、丸い円をくぐってしまいました。 次に目を開けた時には、僕は、病院のベッドの上でした。 なにが起こったのか分からないまま、看護師が行ったり来たりし、時間が経ち、親がきた。 親から話を聞くと、帰り道、赤信号の道路の真ん中を歩いていたらしい。 僕には自分の身に理解できなかった。 ここまでが、僕の体験した不思議な話です。 その時のことは僕は忘れません。 あのお年寄りと小学生は何処からやってきたのか 人間なのか あの丸い円はなんだったのか 分からないことばかりで、今でも思い出すと怖いです。