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長編

ねぇ 遊ぼうよ

匿名 2日前
怖い 621
怖くない 504
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初めての投稿なので、読みにくいところがあるかも知れませんが、私が本当に体験した話です。 私にとっては、悲しくて怖い体験でした。 これは私が小学1年生の時のお話です。 私の家は、父の仕事で2年ごとに県を転々としていて、その頃は沖縄に住んでいました。 とても暑い日の夕方だったと思います。 いつものように帰り道を歩いていた時でした。 その日は1人で帰っていました。 あともう少しで家に着くところで、後ろから 「ねぇ、遊ぼうよ」 と、囁くような声が聞こえて、 びっくりして後を向くと、誰もいませんでした。 気のせいかと思って、また普通に歩きだしました。 するとまた、 「ねぇ、遊ぼうよ……遊ぼうよ」 と聞こえてきました。 でも、後ろを向いても誰もいなくて、 怖くなって泣きながら走って、帰りました。 走っている間もその声はずっと聞こえていました。 ずっと繰り返し「遊ぼうよ」と。 あと、100メートルぐらいで家に着くぐらいの距離でその声が聞こえてきて、とてつもなくその距離が長く感じました。 当時、住んでいた所が門のあるマンションみたいな家で、その門をくぐったら その声は聞こえなくなったんです。 よかったとホッとして、 でも、怖くてさっきのは気のせいだったんだと思い込み、忘れようと誰にも話しませんでした。 そして忘れた頃に、またその道から帰りました。 その時も1人でした。 すると、また同じ声が聞こえてきて、 今度は、はっきりと女の子の声で少しか細い声でした。 後ろを振り向いても誰もいなくて、また走って帰りました。 家の門をくぐるとまたその声は聞こえなくなりました。 でも怖くて、そのことを泣きながら 母に話しました。 その話を聞いて、母は、 「その子はどこかで亡くなっちゃった子なのかもね。 寂しくて、1人で歩いてるあなたに話しかけたのかもしれないし、助けてほしくて声をかけたのかもしれないね。 でも、遊んであげられないし、助けられないね。 だから、心の中で、 ごめんね。遊んであげられないし、助けられない。だから、ごめんね。 って言ってあげたら、その子も離れてくれるかもしれないよ」 と言ってくれたので、そうしようと思い、今度は、逃げないで話そうと決めました。 そして次の日、その道を帰りました。 また同じ場所でその声が聞こえてきました。 泣きそうになりながらも伝わるようにゆっくり歩いて、母の言葉を思い出しながら、

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  • 沖縄って霊が多そう やはり戦争の跡地として関連しているのか?
    真実を知る者
  • 私も、今そういう話と似た話なんだけど、なんだか切ない話ですね!
    降るにゃん
  • 適切なアドバイス良かったですね。女の子は独りぼっちで、そこにいたのかな?今は成仏して、母のもとにいること願っています。切なくて心が痛いです。
    匿名
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