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匿名 2016年10月8日
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友人が引っ越しをした。 引っ越し先は築10年の一戸建てで、そこそこの広さもある良い家だった。 だが、家賃が異常なまでに安い。周囲の物件の半分程度しかないのだ。 俺たちは、「そんなに安いのっておかしい」「絶対いわく付きだぜ」「夜幽霊に気をつけろ」等と、友人をちゃかしていた。 やがてそいつは、「そんな事は絶対に無い。来てみればどんなに良い家かわかる」と言い始めた。 そこで、数人でそいつの家に遊びに行くことになった。 その家に入ると、やはりどこかイヤな気配がした。 そいつはしきりに、「どうだ、何もないだろ。おまえらは僻んでいるだけなんだ」等と言っていた。 一階を回った後、階段を上り二階を見て回った。 そこで、昔不動産関係の仕事をしていた家のことに詳しい男が首を傾げた。 「どうかしたか?」と聞くと、 「一階と二階の広さが違う。二階にはもう一部屋あるはずだ」と言う。 言われてみると確かにおかしかった。 二階の廊下の先に、もう一部屋あるはずだった。 問題の廊下にみんなで行って、突き当たりの壁をよく見てみると、壁紙が周りのものより新しい事に気がついた。 そこで、壁紙を引き剥がしてみると、男の予想通りに扉があった。 何があるのかとドキドキしながら戸を開けようとしたが、鍵がかかっていて開かない。 俺たちは、友人の許可を得て扉を破ることにした。 数度の体当たりの後、扉は開かれた。 部屋の中には何もなかった。 ただ部屋の壁すべてに、青いクレヨンでびっしりとこう書かれていた。 『おとうさんおかあさんごめんなさいここからだしてください  おとうさんおかあさんごめんなさいここからだしてください  ここからだしてここからだしてここからだしてここからだして  ここからだしてここからだしてここからだしてここからだして  ここからだしてここからだしてここからだしてここからだして  ここからだしてここからだしてTさんだしてくれてさんきゅう』 寺生まれってスゴイ、改めてそう思った。

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