
中編
れい子おばちゃんの知らせ
けいすけ 3日前
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様みたいでした。
朝になり、起きると私は涙を流しながら目を覚ましました。
顔を洗い、茶の間に入ると祖母の携帯がなりました。
「福島のれい子おばちゃんが今朝方亡くなった。」
…涙が出て来た。
私は祖母と両親にその場で今朝方見た夢を話した。
「そっか。栞の所におばちゃん来てくれたんだね。」
「お父さんも栞と同じだった。」
「れい子さんったら…年上の私よりも先に逝くなんて。姉ちゃんってなついて可愛いかったのよう。」
…祖母は当時幼かった従兄弟である伯父や伯母達の面倒を見ていて色々苦労したり苦戦もしたようですが、何だかんだで弟や妹のように可愛いがっていた人です。
「先に逝って御免ね。私の分まで長生きして幸せになってって伝えておいてね。」
…祖母に対するメッセージを託すれい子おばちゃんは49日の日にそんなメッセージを私に託してくれました。
祖母は涙を浮かべながら微笑んでいました。
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- いい話しで心が温まりました。私の父方の親族は、毒が多いので羨ましい限りです。匿名