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長編

調理補助の仕事

くろ 2日前
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私が高時給に惹かれて行った仕事先での実体験の話です。 私がまだ成人したてで就職先も見つからず、バイトをあちこち転々としていた頃でした。 6月頃にたまたまネットで見つけた時給1500円に惹かれて、船上レストランの仕事。 当時、仕事を辞めた後でお金もあまりなくすぐさま会社に連絡しそのままあっさり採用。 2つの街を往来し知名度も高い上に、私自身も何度か利用したことのある船でした。 船自体も大型船で中で働くスタッフもそれなりに居ました。(それでも大体30~40名程度) 私の配属は元々レストランでしたが、あちこちでキッチンの仕事をこなしていたこともあり初日から時給+300円でどうか?との話を頂き快諾しました。 仕事自体は2ヶ月停泊以外は常に船に乗り続けながらレストランの食事と従業員のまかないを作る為の補助のみでした。 私の他にも某有名大学の学生さんや私と同じようなフリーターの方など数人同じくバイトで来ており、すぐに打ち解け仲良く仕事ができました。 ですが最初の頃、私は慣れていない船上での生活・仕事で毎日仕事が終わってお風呂を済ませるとすぐさまベットに吸い込まれるように寝ていました。 1週間が過ぎて仕事にも慣れてきたある日。 仕事で使ってる包丁が研がれておらず、私は毎日指に切傷が絶えなかったので夜自分で仕事が終わった後に包丁を研いでいました。 従業員食堂に人の気配を感じ振り返りましたがそこには誰もいません。 気のせいかな…と、その時はあまり気にも留めずに包丁を研いでいました。 仕事が終わるのが大体いつも20時頃で寝る時間は大体22時頃。 私はいつものようにお風呂に入り、部屋でくつろぎいつの間にか寝ていました。 ふと目が覚めて誰かが部屋に入ってくる気配がし、隣の部屋のバイト生かな?と「どうしたの〇〇?」と聞きましたが返事はありません。 私の部屋は二人部屋でしたが相部屋ではなく一人での利用です。 身を起こして入り口を見ましたが誰もいません。 が、カーテンは揺れています。 船上ではよくありますが、深夜帯勤務の見回りの社員の方かな…と私はまた寝てしまいました。 次の日、出勤して仕事をしている時に社員の方に昨日体験した話をしました。 「昨日の夜中に私の部屋に誰かが来ていたみたいで、隣の部屋の子かと思ったんですが違ったみたいでお化けですかね笑」 すると話を聞いた社員の方の顔が少し曇りました。 気になってしまった私はもしかして?と

後日談:

  • ちなみに私の父親は何も居ない筈なのに説教をしていたり、唐突に家の中に塩を撒いたりする人で視ることも感じることもできたそうです。 母はそれを頭おかしくなったんかな?と眺めていたと聞いています笑 私自身はとある民族の血が濃く、そういったものに好かれやすいのだと父から教わりました。 現在父はその力?能力?は無くなったと言っていましたが、今でもたまに感じることはあるようです。 この体験は父にも相談しましたが、 お前なら聞こえるかもしれないとそれは来ていたのだろう。もし、耳元まで来ているときに振り向いていたらどうなっていたかもわからん。 と言われ、かなりゾッとしました。 振り向きたくも無いんですけどね。

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