
中編
知らない番号
匿名 12分前
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自分は両親と祖父母の五人暮らしで、嫁に行き子供も二人いる姉が一人います。
これは、自分が二十歳の時の実体験です。
秋のある日、知らない番号から携帯に着信がありました。
自分「もしもし」
相手「グシャグシャ、ザーザーザー(雑音)」
自分「もしもーし」
相手「・・・」
自分「なんだよっ」
間違い電話だと思いその日は電話を切りました。
その翌日、また同じ番号から電話がありました。
自分「もしもし」
相手「ザザーザーザー(やはり雑音)」
自分「あのー、もしもし?」
相手「ブーン(換気扇の様な)」
自分「なんすかー??」
相手「・・・」
ちょっとイラっとしましたが、まぁいっかーと思い電話を切りました。
次の日は電話は来ませんでした。
その次の日の深夜、また同じ番号から電話がありました。
深夜という事もあり、いい加減腹が立った自分は言うだけの事は言ってやろうと思い電話を取りました。
自分「あのさー!!!」
相手「ぉ・き・・った・・・・た・・で・・(終始雑音混じり)」
自分「え!?なに?ふざけてんの!?」
相手「・・・・・」
自分「こんな時間に何がしたい?どした!?」
自分はどちらかと言えば穏やかな性格なのですが、この時は声を荒げて問いました。
そして、相手が何かを言うまで電話を繋いだままにしたのです。
すると数十秒後、雑音に混じって音は遠いものの、ハッキリと声が聞こえました。
おおきくなったら
おとうさんとけっこんする
何の事やら全く理解が出来きません、おそらく4歳くらいの女の子の声でした。
自分は只々不可解な事態に戸惑い、近所に住む友達を電話で呼ぶ事にしました。
自分「あ、もしもし○○!ちょっとこんな時間で悪いんだけど、来てくんない」
友達「どしたのー?」
自分「いや、なんか意味わかんない電話が来てさー」
友達「へぇ。良くわかんないけどとりあえず行くわ」
少し取り乱した様子の自分を気遣ってくれたのか、友達はすぐ来てくれる事になりました。
数分して友達が来ました。
とりあえず心細さも無くなり安心しました。
自分「ごめん!こんな時間に呼び出して」
友達「まぁ、良いよ。そんでどしたの?」
自分「まじでさぁー!!」
友達「そんなデカイ声出さないほうがいいでしょ?」
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- 結局玄関にあった女の子の靴はその後無かったの?宮崎文夫
- ↓それね絶対匿名希望
- その番号晒して欲しいjhgy
- 少女怖い。家の中に幽霊がいたってことだよね。天才小学生