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バイトの少女③(あざみのバイト最終日)
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バイトの少女③(あざみのバイト最終日)

6日前
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・・だが、それも長くは続かなかった。

4月に入り、俺が大学4年、あざみが高3になったとき。

あざみがバイトを辞めることになった。

もう高3なので受験勉強に専念するという。

あざみは4月中旬あたりに辞めるらしく、あざみと会えるのもほんのわずかだった。

あざみの最終出勤の日。

同じシフトに入っていた俺は、店の期間限定スイーツをあざみに作らせた。

あざみはいつものように丁寧にスイーツを仕上げていた。

俺が金を払い、シフト後に俺が持って帰るということにしていた。

そして俺はあざみとシフトから上がり、さっきあざみが作ってくれたスイーツの入った袋を持って事務室に戻ると、あざみに

「はい!これ、ささやかだけどプレゼント!」

と差し出した。

「え??」

俺の働く店の商品は、従業員でも買うときは定価で買い取らないといけない。

しかも店のハンバーガーをはじめポテトやスイーツなども高めで、値が高く、バイトの時給はあまり高くないので、いつも扱っている商品なのに自分で買って食べることは多くなかった。

まして高校生バイトなら尚更だった。

「今日で最後だからさ、これ餞別として。」

「でもお金・・」

「大丈夫!俺が払ったから。」

「そうじゃなくて、私払いますよ!」

あざみはなけなしの財布から、代金を俺に手渡した。

「え??悪いって!じゃあやっぱり俺が買うよ!」

と代金をあざみに返そうとすると

「いいんです。私が買います。」

あざみは商品の袋を握った。

俺が勝手なことを考えたばかりに、高校生に無駄遣いさせてしまい悪いことしたなと感じた。

そのあと、私服姿のあざみと少し話していた。

あまり遅くまで残す訳にはいかないので10分程度の会話だったが、これからどうするかとか、また他のバイトをするとしたらアドバイスをした。

このときもあざみは素直な優しい笑顔で聞いていた。

そして俺はあざみにラインの連絡先を教えてくれるように頼むと、あざみは快く教えてくれた。

そして、最後にあざみは

「今までありがとうございました。」

と笑顔で帰っていった。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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