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中編
綺麗な旅館
中編

綺麗な旅館

2025年11月22日
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僕は少し前まで旅行が趣味でした。過去形なのは5月ごろに関西のK府に行った際の経験でトラウマとなり、今はもう旅行はコリゴリになっているからです。

その日は関東のT県にある自宅を朝6時ごろに出て、昼前にはK府に到着し、観光して美味しいものも食べて、お酒も飲んでかなり酔っていましたね。

19時ごろ、ひとしきり飲んだのでそろそろホテルに行くぞってなって、予約してあったホテルに着いたのですが、こっちの手違いでホテルの予約が出来てなかったのです。

しょうがないから片っ端からホテルに連絡して部屋が空いてるか確認したんですけど、時期的に行楽シーズンということもあり当然どこも空いてなくて。

5月とはいえまだ少し肌寒い時期だったので流石に野宿は無理だぞと思って、泊まるあても無いのでとりあえず最寄駅に向かってトボトボ歩いてました。

そんな時に、少し人通りの少なくなったところに、チョコンと小さい和風な旅館が目に入りました。

藁にもすがる気持ちで入ったらまさかの1室だけ空室があり、これ幸いとそこに泊まりました。

部屋も綺麗でそこの従業員の方達が愛想のいい人ばかりで、おまけに料理も美味しい。 あー良いとこ見つけたな〜、手違いで逆に良かったかもな〜なんて思ってたんですよ。

んで次の日、チェクアウトする時に旅館の女将さんが「関東まで帰るんなら途中でお腹空くでしょ、これ持って行きな〜」って言って小さい包みをくれたんですね。 ありがとうございます!って言ったら「ただのおにぎりだからそんな良いもんじゃないよー」なんて笑ってました。

ここの旅館は本当に良いところだな〜とか思って、人の温かさに触れると人間ちょっと泣きそうになるんですね。少し涙ぐみながらホテルから出たんです。

旅館を出て2〜3歩歩いた時に、モバイルバッテリーを部屋に置き忘れたことに気づいて、 (これはしまった)と思ってパッて後ろ振り向いた瞬間、涙も引っ込みました。

目の前にあるさっきまで泊まってたホテル、一目でわかるくらいボロボロの廃墟だったんですよ。

たしかにチェックインした時は夜だったから細かいところは見てなかったですが、流石にこんな廃墟みたいな感じじゃなかったんです。

でも思ったんです。恐らく外がボロいだけで中に入ったら先ほどのキレイな旅館なんじゃないか?って。 とりあえずモバイルバッテリーも取りに行かなきゃいけなかったんでもう一度入ったんです。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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