
長編
お河童の子
Chiyuuu 2日前
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ある日、私と私の弟が成長したからって
母が二段ベッドを買ってくれたんです
私が下です
二段ベッドで初めての夜
私は寝てました
夢を見る前に
私はここで初めての金縛りを経験しました
私の上を
あの紫色の着物を着ていた髪の短いお河童の女の子がまたがって乗っていて
両手を私の首あたりに置いて私を揺らしてるんです
首を締められてるのかと思ったんですが
さすってるというか、揺らしているというか..
心の中で叫んでました
「ぎゃあああああああいやあああああさこわいいいいいい!!!」
って感じでw
金縛りは2分くらいで解けました
金縛りが解けたあとはあのお河童の子も居ませんでした
物凄く怖くて私は母の布団に潜り込んで一緒に寝ましたw
朝、母が何で隣に来たのか聞いてきたので
「いきなり体が動けなくなって知らない子が私の体を揺らしてきてすっごく怖かったの!!」
みたいな事を言いましたw
すると母は笑いながら少し困った顔をして
「また?どこで覚えるのそういう事」
と言われましたw
多分ちょくちょく変な事を言ってた子供だったんだと思いますw
その夢をもう見なくなったのは
あの『トンネルのむこうで』
(タイトル合ってるかな?)
というタイトルのお話も投稿してるんですが、あの出来事からです。
それから月日が経ち、私は小学生になり、多分3年生頃だったと思います、
学校の行事で地域のふれ合いかなんかで、お年寄りの方々と一緒に昔の遊びをしたり昔話を聞いたりする時間があって、色々作ったりしてました。
中には着物を持ってきてる方もいて、私はあるおばあちゃんに呼び止められたんです。
おばあちゃん「お嬢ちゃん、あなた可愛いね〜。おいで、この着物きてみない?お家から持ってきたんだよ。」
私はその綺麗な紫色の着物をみて気持ちが高鳴りました
花柄で凄く綺麗な色の紫だったんです
ちょっと薄い感じの色の紫です
感想は
きっつ!
おっも!
あっつ!
苦しい!
とか思ってたんですが
鏡の前に立った時
すごく綺麗な着物を来た自分にうっとりしてましたw
おばあちゃん「髪の毛もしっかりとめようね〜」
そのおばあちゃんはあっという間に昔の人みたいな綺麗な髪型にしてくれました。
...あ。この子...。
鏡に写った自分と目が合った時
夢の中であのお河童の子と目が合った感覚を思い出したん
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(3件)
- もうひとつの次元!なんか怖いですね( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)北海道のモモンガ
- 紫色の着物の女の子、もうひとつの次元の自分でしょうか!不思議な体験をする方は、本当に色々ありますね。匿名
- 紫色の着物の女の子、もうひとつの次元の自分でしょうか!不思議な体験をする方は、本当に色々ありますね。匿名