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長編

A子とK助

めぐりん 3日前
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の職員が、K助を発見する。 K助はげっそりと痩せ細っていて、憔悴しきっていた。 保護を受け、数日後身寄りである妹のA子に連絡が入り、現在に至る。 当時の自宅の様子はA子も知っていた。 警察が入り、事件性があるとして捜査に乗り出してくれた。 しかし、姉の消息どころか男の消息すら掴めない。 時間が経った今となっては、捜査に進展は期待出来ないだろう。 A子はK助の気持ちになって考え、涙を流した。 そしてK助を抱き寄せる。 K助の肩は震えていた。 辛かったろう、悲しかったろうと女は感情を露わに泣いた。 ぷっ、、ふふふ K助は笑っていた。 A子は驚きと戸惑いの表情でK助の顔を見る。 K助はにったりと笑いながら、 「うーそっ!二人とも僕が殺した。 数日かけてバラバラにしてトイレに流したんだ。 だから見つかるわけ無いじゃん! あはははははー」 A子は驚嘆と絶望の淵で意識を失った。 薄れゆく意識の中で、K助の声が聞こえた。 「また会おうね。」 その後、A子は病院で目を覚ます。 K助は姿を消していた。 彼が吐露した言葉は、A子の心の一番深く、本人すら気付かぬ場所に隠された。 警察には捜索願を出した。 しかしその後、いくら探してもK助が見つかることはなかった。 数年後、、 A子はK助とのこともあって、人付き合いに消極的になり、一人寂しく暮らしていた。 生活していく為に、スーパーのパートタイマーの仕事に追われる日々。 仕事にも慣れて来た頃、A子にパート先での仲の良い女友達が出来た。 A子はその友達になら、心を開くことが出来、友達もそれを嬉しく思ってくれていた。 彼女になら、、あの話をしてもいいかな、、、 A子は悩んだ末、友達にK助の事を話そうと決めた。 今まであった事、今現在までK助が行方不明な事、そして心の奥底にしまっている彼が話した衝撃的な言葉を包み隠さず打ち明けた。 友達は、A子の言葉一つひとつをしっかりと受け止めてくれた。 「こんな自分の話を聞いてくれるだけでも、幸せだ。」 と、心から安心している表情のA子に友達は、 「これからは一人じゃない、私が付いているよ。」 暖かい言葉で答えてくれた。 それから一週間後、友達は自宅のトイレで変わり果てた姿になって見つかる。 警察からは、原因不明の変死体としか説明がなかった。 A子は間も無く自殺をした。 自殺の数日前、A子が意味不明な言葉を

後日談:

  • 高校生の時に流行った話を少しアレンジしました。

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  • 人の体をトイレに流れるほど細かく出来る子供って凄いね
  • なんじゃこりゃ
    とー
  • チェーンメールやないかい
    かんかん
  • なんか最後心臓の音がすると思ったら、自分の心臓の音だった。
    K M
  • よく出来た話!
    ぼんばー50
  • 最後の小学生のジンクスみたいのは省いて良かったと思う。。。
  • 後味悪いです。
    みみま
  • そうきたか、一気にガッカリする展開・・
    菜々氏
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