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短編
光る女
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光る女

2022年5月20日
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当時、建材を現場に配送する仕事をしていました。その日は朝6時に隣県の顧客に届けねばならず、夜中の2時頃に会社を出発しました。

トラックを走らせること2時間弱、いつもトイレ休憩をしている道の駅に差し掛かります。便意もなく車の流れも良かったので、そのまま通過しました。すると左側の狭い歩道に何か見えます。

「ん?何あれ?」

思わず口にしてしまったのは、真っ暗闇の歩道に頭から足先まで真っ白な女が歩いていたからです。暗闇で蓄光して光るキーホルダーや洋服のプリントがありますが、あんな感じです。ブラウスに長めのプリーツスカート、そこまで高くないヒール姿でした。

「彼氏と喧嘩でもしたかな?」

多少の不自然さを感じながらも先を急ぎます。すると電話が鳴りました。1時間程度、前を走っている同僚からでした。

「あ〜眠い!どこまできた?」

しばらくは眠気覚ましにくだらない話をしていましたが、驚きの話を始めました。

「さっき変な女見たんだよ。いつもの道の駅の先のとこな。真っ白の女が歩いてんのよ!ありゃ~目が覚めたわ!」

「・・・・。いやいや、ちょっと待ってよ。今さっき見たよ、その女。1時間もいないだろ?そんなとこに!真っ暗闇の中、おかしいだろ?」

「はあ?そんなバカな?じゃあ何なんだよ!」

軽く言い合いになったが眠気覚ましにちょうどよく、大して深くも考えずに配送を終え帰路についた。

会社に帰って翌日の配送の支度をしていると、私の1時間後に出発した同僚が帰って来て、手伝いに来てくれた。そしてこう言ったのです。

「今日、変な女見たんだよ~。真っ暗闇の中で真っ白に光ってんのよ!もう事故るとこだったよ!」

それを聞いた私は経緯を説明しました。3人が見た特徴は全く同じで、見た場所も同じ。お互いに思わず顔を見合わせました。

3時間に渡り、そこを歩いていた真っ白の女。何度もそこは通りましたが、その日以降は見ていません。見たとの話も聞きません。不思議な体験でした。私は霊感がないので確証はありませんが、この世のものではなかったと思います。

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後日談:

  • 今思えば、振り返られなくて良かったです。
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はじめまして、よろしくお願いします。

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