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短編
ノック
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ノック

2023年7月18日
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2017年9月

3人目の男の子が生まれた翌日、上の子供2人を連れ、妻子が入院している産婦人科へ車で向かった。

私の後ろには次男(4才)がチャイルドシートに乗り、長男(6才)は助手席に乗っていた。

午前11時頃、車通りの多い国道で信号待ちをしていた。

信号機が青に変わりアクセルを踏んだ数秒後、突然車の右側部を「コン、コン、コン、コン、コン」とリズムよく叩かれるような衝撃があった。

一瞬、次男が足で車を蹴っているのかと思い、すぐさま後ろを振り向いたが、次男が蹴っている様子は全くなく、明らかに外からの衝撃だったのだ。私の横に乗っていた長男も気付いており、長男は「カラスがつついてきたのかと思った」と言う。

長男と一緒に「さっきのはなんだったんだろうねー?人はいなかったもんねー?」などと話をしながら産婦人科へ向かい、昨晩妻子がいた部屋に立つ。子供達に「ここがママの部屋だよ~。大きい声出さないようにしようね~。」なんて話をしながら部屋のドアをノックして入ると、見ず知らずの夫婦が目を丸くして驚いた表情でこちらを見ている。こちらも同じく目を丸くして驚くが、すぐさま平謝りして部屋を出る。

部屋番号を再確認したが、間違いなく昨日妻子が入院していた部屋だった。

妻子に何かあったのでは…と焦る気持ちを抑えつつ、急いで妻に電話すると「部屋を変えてもらった」との事。まずは妻子に何事もなかったことに安堵したが、先に連絡をくれなかったことに怒りを覚えつつ、新しい部屋へと向かった。

開口一番、まずは部屋を変えた理由を聞いたところ、夜中の授乳中、ドアをノックされたので返事をしたが、何も反応がなかったというのだ。

また、目の前にシャワールームがあり、ジメジメした雰囲気が気になっていたことも重なり、気味が悪くなってすぐに部屋を移動してもらったようだ。

この時点で、”外から何かに叩かれる”という共通の事象があった事が分かり、私の怒りは恐怖に変わっていた。そしてここに来るまでの出来事を妻に話すと、妻から「何回車を叩かれたの?」と聞かれたので「5回だったよ」と答えると、今度は妻の表情が曇る。「夜中にノックされたってさっき言ったよね?その時ノックされた回数も5回なの…」その瞬間私は更なる恐怖で背筋が凍るような感覚を覚えた。

その後、家族に事故や大きな怪我などの不幸は起こっていないが、あの日の出来事は偶然だったのか、今でも時々考えている。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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