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中編

猫の子守り

匿名 2日前
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私が小学生高学年ぐらいの頃、実家の猫がいつも学校帰り一人になる頃に迎えにきてくれてました。猫は私を自分の子どもと思ってるのか、家にいるときはわりとそばにおり、勉強に集中してないと膝に乗って爪をたてたり、おやつのときは私が先に食べないと自分のものを食べなかったりと人間かと思うほど賢く優しい子です。今は何も見えませんが昔の私は奇妙なものが見えてました。黒いモヤだったり、白い塊だったり、そういったものを猫と一緒に目でおいかけてました。親には言っても心配はされましたが特に何かあるわけでもなく、そのまま過ごしていました。 ある日、母方の祖父がなくなりました。お葬式など準備もあり、家には猫と私と兄だけ。兄は家にいましたが、したの階にいたのは猫と私だけです。ふと視界の横に白いものが見えました。いつものか、そう思いながらもそれを見ようと足元から横をみるとそれは白い着物を着たヒトだとわかりました。だけど、不思議なことに私は視線を上げてないのに、その人の顔は見えてないのに、「ああ、このヒト背が高い、天井を顔が突き抜けてる」なぜかそう思いました。その時です。猫がそれに向かって威嚇したのです。それはそのまま上に向かい消えていったように思いますが私はなぜか顔を動かせなかったので、そのさきは知りません。猫だけはジッと上の方を見て威嚇してました。 その後、葬式もおわり、いとこ達が不思議なことを良いはじめました。祖父がなくなった時間帯にそれぞれの家で人影をみたというのです。 よく聞くと祖父の住んでいた家の近くから遠くに進んで行くようでした。そして叔母の家から従兄弟のケータイに着信がのこり、(叔母は電話をかけてないといってます)そこで影は途絶えました。子どもながらに祖父は孫が大好きだったからみんなに最後の挨拶のがしたかったのだろう、生きてるうちに私のところにこれなかったから死んでから来たのだろうと、あの白い着物のヒトが祖父だったのだろうと思いました。 それから数日後、家族みんなでテレビを見てました。父と兄は私の視界に入るところにおり、母も私のそばで一緒にいます。猫は胡座をかいた私の膝にのっかりのんびりしています。不意に私は強い力で引っ張られ後ろに倒れました。 何がおこったのかわからない私を母は驚きながら起こそうとするとその手にむかい猫が威嚇しました。普段はおとなしい猫なので家族みんなが驚いて猫に声をかけましたがそれを無視する猫は視線だけ変え、私の

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