
それから、俺はあかりと喫茶店などで会うようになった。
あかりは子持ちであるものの、今は離婚しているので浮気でも何でもない。
第一、俺とあかりは今でも何でもない関係だし。
あかりは生活が苦しいせいか地味な服に身だしなみも最小限で30才とはいえシックな感じだったが、可愛らしい整った顔だけは昔と変わらない。
あかりとは気軽に相談できる友達のような関係だったが、ずっと話しているうちにあかりを女として意識するようにもなった。
あかりの綺麗な顔、細い手足、服の膨らみなどをさりげなく見ていた。
しばらく好きな人のいなかった俺は、あかりに対してそれに近い感情を持ちはじめていた。
そんなある日、俺はあかりから消費者金融や何処から融資を受けようか考えている話を聞いた。
借金自体リスクがあるし、あかりの今の家庭状況から考えると返済できる保証もないため、考え直した方がいいのではと伝えた。
すると、あかりは泣きそうな顔になりながら子供の学費のためにどうしてもまとまったお金が必要で、元夫とは離婚の際に揉めに揉めたため養育費の回収はできないという。
俺はいくら必要なのか聞いてみると、安くはないが俺の貯金から払える金額だった。
俺は無利息・無担保であかりに融資し、あかりは涙ながらに喜んでいた。
その後も、金の工面や生活のことであかりを支えた。
あかりと2人の子供は、初めて見たときよりもだいぶ元気を取り戻してきていていた。
・・
あかりたちに会いに行くと、2人の子供達が
「○○のおじちゃん!」
と嬉しそうに俺の元に来た。
俺とあかり、あかりの子供たちと4人で食事に出かけて、全額俺がご馳走した。
あかりや子供たちとはだいぶ仲良くなり義理の父親のようになってきたが、それでも俺はあかりと付き合っている訳でも何でもなかった。
そしてあるとき・・
後日談:
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