
短編
友達との帰り道
匿名 2日前
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私が小学生のときに体験した話をします。
とある日、学校が終わって友達と3人で帰っていたときの出来事です。
いつものように仲良く一緒に帰っていました。
その日はたまたま友達と怖い話をしていました。
友達の1人が「なんか怖い話ない?」と聞いてきたので、もう1人の友達が「私あるよ」と言い、話し始めました。
その内容は友達が考えて作った話なのですが、結構怖かったです。
首から上がない幽霊の話するので、友達と聞いていました。
その話が終わったあと、作り話とはいえ怖くなり早く帰ろうと言って少し歩いたところで、ふと私が何気なく建物のガラス張りの扉を見た瞬間、そこには先程怖い話をした友達の姿が反射して写っていたのです。
それと恐ろしいことに、その友達の首から上が切れたように顔がない状態で写っていました。
私はその姿を見たとき思わず叫びました。
その叫び声で友達2人が「どうしたの!?」とびっくりして声をかけてきました。
「そこのガラス見て、顔がないの」と指をさして一生懸命説明しましたが、そのときには誰も写っていなかったのです。
友達2人が「なにもないよ?」と言ってくるので、「さっきまで友達の顔がない姿があった」と言ったら怖がっていて、「それほんと!?もう怖いって…」と怯えていました。
そのあと3人で走って各自家に帰りました。
あの首から上がない姿はなぜ写ったのか今もまだわからないままです。
本物の幽霊がいて、話を聞いていたのでしょうか。
この怖い話はどうでしたか?
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