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さらわれた少女⑧(僕たちのペット)

「僕たちのペットだね。」
床の上に転がるロープ。
薄汚れたワンピース姿の凛愛はロープを解かれていたが、首輪やリードはそのままで四つん這いになり、男の子たちに背中に足を乗せたりされていた。
男の子たちは凛愛の不安そうな顔や服の胸の膨らみなどを眺めて興奮していた。
・・・
綾人は公園の地図を見ながら、ここから歩いて行けそうな場所を探してみた。
すると公園の近くに廃校があることに気づいた。
ここは綾人が小学校に入学する頃には既に廃校になっていたが、昔はここにも小学校があったということなど授業で学んだり、実際に見に来たこともある。
綾人は廃校に向かってみた。
廃校になった学校とはいえ、校舎に体育館、倉庫など見る場所は多く、見つけるのが大変そうだがこのあたりのどこかに誰かを監禁するとしたらこの廃校しかない。
綾人はここの廃校を片っ端から探してみた。
「はぁはぁ・・」
男の子たちに散々悪戯された凛愛は放心状態でその場に倒れていた。
「じゃあ、ウサちゃん。また楽しもうね!」
男の子たちはウサギ小屋に鍵をかけて去っていった。
凛愛は手足の拘束はされてなく、首には外せない首輪がついていた。
男の子たちが出てしばらく経った頃 凛愛は何とか脱出できないか探してみたが、ウサギ小屋の扉は外側から南京錠をかけられてビクともしなく、ウサギ小屋は一面を固いコンクリートや細かい亀甲状の金網に囲まれていた。
凛愛は一人残されて途方に暮れていた。
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