
中編
老婆の願い事
匿名 3日前
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Kさんは自分の突拍子もない想像を恥じながら、駄菓子屋を後にしようとした。
その時、Yばあさんがニコニコした表情のままKさんに近付いて来て、耳元でささやいた。
『昨日のことはナイショだよ』
それは少女のように無邪気な声だったという。
あれから四十年経った今でも、Kさんは時々、あの時のYばあさんの声を思い出してしまい、背筋がうすら寒くなるそうだ。
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