
 長編 
あの日
匿名 2018年1月21日
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われて見ればそうだ。
気のせいなのかもしれないが、何か気味が悪い。
ひとまずもう寝ていられないので、
電気をつけてゲームの続きでもしようと、Aが電気をつけるため天井のほうを見た。
Aがそのまま絶句して硬直している。
何事かと俺とBが、Aの見ているほうを見てみると…
何十人という青白い顔が、俺達のほうを無表情に凝視していた。
体は無い。顔だけが天井に何十と張り付いている。
「うああああああああああ」
俺達はもう恐怖心で恐慌状態になり、着の身着のままBの部屋を逃げ出した。
俺とA、Bは、もう部屋に戻る気になれなかった。
明るくなったらすぐ、神社かお寺で御払いをしてもらう事にして、
そのまま恐怖心を紛らわすため、
カラオケボックスで日が高くなるまで、無理にハイテンションになって歌い続けた。
午前10時頃、俺達は携帯で、2駅先に神社がある事を調べ、そこで御払いをしてもらうため電車に乗った。
俺は電車の中である事に気が付いた。
俺達を見ていた顔、普通の人の顔ではなかった。
青白いとか死人っぽいとか、そういうのではない。
おかしかったのは、そいつらの目。
普通の人の目は大雑把に書くと、
<◎> <◎>
だよな。
俺達が見た顔の目は、
<◎>が縦になっていた。
上手く伝わるだろうか?
目が横に水平では無く、縦に平行になっていた。
/ヽ   /ヽ
◎    ◎
、ノ   、ノ
こんな感じ。
要するに人じゃない。
後から聞いてみると、AとBもそれに気付いていた。
神社に着き、神主の人に事情を話すと、かなり胡散臭そうな顔をしていたが、
俺達があまりにも必死な顔で話すので、一応最後まで真剣に聞いてくれて、お払いもちゃんとやってくれた。
神主の人が言うには、その祠に二度と近付かないなら、多分大丈夫だろうとのこと。
お払い後は、俺達に妙な事は起きていない。
もう一つ、キャンプのとき一斉に振り向いた顔。
それも同じ目をしていた事を、なぜかお払い中に不意に思い出した。
以上が俺達の体験。
留学生のCとDに関しては又聞きが大部分だが、色々あったようで、それは最初に書いたように後日。
書き忘れていました。
翌日不動産屋から電話があったのだが、業者に見てもらったところ、配管には何の問題もなかったらしい。
一応何かが逆流してきたのは事実なので、他の部屋や地下の配管も調べたが結局何もなく、
暫らく様子を見るという事になったとか。
その後、配
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- 見たことある李雨
- ん??、、、( ;´Д`)え?みつかん
- 読んだことあるまい
- (; ̄Д ̄)ん?紫雲
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