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長編

あの日

匿名 2018年1月21日
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らガコッ…ガコッ…と、変な音は相変わらず聞こえてくる。 あまりの臭さに、顔をしかめながら窓を全開にして換気扇を回していると、俺はある事に気が付いた。 この臭いって、キャンプのときにCとDに塗られた、黒い液体と同じじゃないか? 俺「A、Bちょっと…この臭いって…」 A「ああ、お前もそう思ったか」 B「…偶然だよな…」 そんな話を俺達がこそこそと話ていると、ハンカチで鼻と口を押さえながら不動産屋が、 「騒音の原因はこれかもしれませんね。  明日業者に来てもらうので、○○(俺)さんはこちらでホテルを用意します。そちらで一泊してもらえませんか。  これではここにいるのは無理でしょうし」 本来ならこの提案は受けるべきなんだが、 俺は臭さと同時にあの時の恐怖が蘇っていたため、とてもこれから一晩一人で過ごす勇気は無い。 不動産屋には、「今日はAかBの部屋に泊まるのでそれは良い」と言い、 そそくさと全員を部屋から出し鍵を閉めた。 とてもじゃないが、あの部屋にこのままい続けるのは、臭いもあるがそれ以上に、 『やつら』がきそうで恐ろしかったから。 下の階の住人は、配水管が詰まったか何かして、変な音がしていたのだろうと納得し、 俺に「誤解をしてすまない」と軽く謝罪をすると帰って行き、 不動産屋も、明日の予定を軽く説明すると帰って行った。 残された俺達は、恐らく真っ青な顔をしていたと思う。 俺「ただの配水管の詰まりかなにかだよな?あれは関係ないよな?」 A「俺達関係ないだろ…石持ち帰ろうとしたのはCとDだし」 B「…偶然だろ。ありえねーよ」 とにかく3人とも「偶然だ」ということで済ませたかったが、 臭いが正にそのままなうえに、変な音というのも気になる。 皆一人で夜を明かすのは恐ろしかったのか、今晩はBの部屋に3人で泊まる事にした。 それからBの部屋で、朝まで起きているつもりだったのだが、 何か妙に3人とも眠気があったため、1時過ぎ頃寝る事にした。 深夜3時頃、俺はBに起された。Aも起されたらしい。 何で起したのか聞いてみると、Bが言うには、 窓の外から大勢の話し声が聞こえてきていて、それが徐々に近付いてきているらしい。 聞き耳を立ててみると、確かに何か聞こえる。 A「神経質になりすぎじゃないか?誰か外で話してるだけだろ」 B「いや…でも」 俺「何だよ」 B「ここ3階だぞ。何で下じゃなくて、横から声が聞こえるんだよ」 たしかに言

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