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短編
既視感
匿名
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既視感

匿名
2015年12月10日
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三歳の頃に夢を見た。

それは鮮明な夢だった。

エスカレーターにエントランス、よくある会社のロビーの光景だ。

二階から降りるとき、誰かに押されて、地面まで落ちていく夢。

少し遠くにあったロビーの地面が一秒ごとに静止画のコマ送りをするように近づいてくる映像。

そして、地面への衝突の直前に夢から覚める。

それから何度か、経験したことのないことに既視感を覚えるようになった。

例えば、このまま、中学の頃は棒立ちになっていたら喧嘩に巻き込まれるとか、高校ならば試験の結果に既視感を覚えてその通りだったとか、大学ならばそのときに出来た恋人の顔を昔から知っているかのような感覚だ。

そして、大人になり、会社に入り、珍しく夕方に帰れたときのことだ。

俺はありふれた会社のエントランス二階にいた。

よくあるようなロビー。よくあるようなエスカレーター。

そして、それは子供の頃の夢を連想させた。

だから、エスカレーターではなく、エレベーターに乗って降りた。

エレベーターならば、そうそう事故になることはないと思ったからだ。

そして、エレベーターで一階まで降りて、出入口に行く途中で首が変な方向を向いている死体が一つあった。

それはこちらを向いている。

そのときから一度も既視感というものを経験することはなくなった。

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