
だんだん暗くなって外は寒くなり、雪が降り続けていた。
ガクガク震えながら雪山を滑る例の息子。
パラレルターンがなかなかできないようだった。
「腰の向きはそうじゃねえよ!足の形もさっき教えたばっかりだろうが!」
降り積もる雪の寒さ以上に厳しいコーチの言葉。
例の息子は震えながらも必死に滑っていた。
・・・
その頃。
「あっ!あうん!」
「いい声出すじゃねーか!」
例の母親は四つん這いになりながら、獣のように後ろから鞭で打たれていた。
プルプル揺れる体にさらに強く鞭打ちされたり。
スキー家の父親は激しく例の母親を甚振っていた。
そして、何度も何度も虐めたあと、
「あぁ、あ、ああ!」
スキー家の父親もようやく手を止めた。
男2人に悪戯され続けた母親は顔を真っ赤にして泣き続けていた。
そのあとも、二人の男に道具や体で弄られる母親。
雪山の中のロッジの部屋は、汗ばむくらいにずっとポカポカだった。
・・・
そして、日も沈んですっかり暗くなった頃。
暗いゲレンデを下りてくる例の息子。
下では厳目が待ち構えていた。
下まで下りてスキーが止まり、厳目が例の息子に近づいた。
例の息子はオドオドとした目で厳目を見ると、
「やっとできたじゃねえか!頑張ったな!」
例の息子を軽く叩いて激励する厳目。
例の息子は別の意味で涙が溢れてきた。
そのあと、厳目とスキー家の息子と三人でロッジに戻って行った。
そしてロッジのロビーに来ると、例の母親は例の息子のところに駆け寄るが、なんかぎこちない歩き方だった。
例の息子も足を引き摺るように徐に歩いていた。
やっと出会うと、互いに抱き合い大声で泣く二人。
なぜ二人ともここまでボロボロになっていたのかはスキー家以外誰も知らない。
・・・
完
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