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長編

先に住み憑いて居た者③

しの 3日前
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私「ハハハッ笑笑」 M「笑うな!全く、どいつもコイツも、腹立つわ!」 そんな会話をしながらアパートに戻るとMのお母さんは鼻歌を唄いながらドライヤーで髪を乾かして居る最中でした。 M「あんた、緊張感とか無いの?」 母「無いわよ~♪♪」 M(#`皿´) 私「ハハハッ…汗」 Mと私はコンビニで買って来た物を食べ、暫くテレビを見て居ると昨夜の疲れがまだ残っているのもあり、眠くなって来ました。 時計を見ると10時を少し過ぎた位でした。 母「あんた達眠いんじゃないの?寝たら?」 M「そうするわ」 Mと私は奥の六畳にあるダブルベッドで二人で寝る事にしました。 どれ位時間が経ったでしょうか。 私はMに起こされました。 私「ん?今、何時や?」 M「夜中の1時過ぎ」 私「どないしたん?出たか??」 M「隣の部屋…なんか、聞こえないか?」 私「…?お母さんまだ起きてるんかな?」 Mはそっと起き上がり襖を少し開けました。豆電球の灯りが僅かに入って来ました。 M「お母は寝てる。気のせいか?なんか、聞こえた様な気がしたんだけど…」 私「夢でも見たんちゃう?ってか、トイレ行きたくなった」 M「行って来いよ」 私「一人で?」 M「しょうがねーな」 Mと私はお母さんを起こさない様に、そっと布団の横を通るとすりガラス戸をゆっくり開けて私はトイレに入り、Mは台所で待って居ました。 Mのアパートのお風呂とトイレを仕切る壁にはやはり、すりガラスの小さな引き戸みたいのが付いていてお風呂からトイレを、トイレからお風呂を覗ける変わった造りでした。 私は用を足し終え、立ち上がろうとした時その小さな引き戸から強烈な視線を感じました。 (アカン。居る…) 私は目を瞑って立ち上がりましたが、どうしても気になって目を開けてしまったのです。 引き戸が全開に開いていて、戸の燦に女の顔が乗ってました。 こちらを凝視しながら笑って居ました。 いや。口元は笑ってるけど目は笑ってない感じ。 私は「いやぁー!!」っと叫ぶとトイレから飛び出しました。 Mは驚いた顔をしながら「ちゃんと流して出て来いよ」 私「出たよ!」 M「出しに行ったんだろ笑」 私「違うわ!あの女だよ!」 母「何処に?」 いつの間に起きたのか、お母さんが聞いて来ました。 私「トイレとお風呂の壁の小さい引き戸の燦に顔が乗っかってた!こっち見て笑ってた!」 お母さんはお風呂場のドアを

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  • もし、このまま10年とか住んでたらどうなっていたんだろう
    つばさ
  • おもしろいー
    ココナッツ
  • まいさん。コメントありがとうございます。 怖くしようと脚色したく無いので、そのままで書いてます。
    mie
  • こたくんさん。コメントありがとうございます。いつも読んで下さりありがとうございます。
    mie
  • 匿名さんコメントありがとうございます。 難しいでしょうね。特に執着してると。
    mie
  • 匿名さんコメントありがとうございます。 難しいでしょうね。特に執着してると。
    mie
  • 話し方で 怖さがないかも
    まい
  • あ〜面白かった! またお願いします!
    こたくん
  • 幽霊を追い出すことは、なかなか難しいようだ。
    匿名
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