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長編

先に住み憑いて居た者③

匿名 2日前
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いきなり仕切り出したMのお母さんのお陰で、私は又、決して長居はしたくないMのアパートに泊まらざるおえない状況に追いやられました。 母「さてさて。昼間っから登場するかしらねぇ~笑」 (良く笑ってる余裕あるよ。ホンマ、この人一体どんな感覚してんねん) 母「そういや、お腹空いたよね?この辺に何か食べる所ある?」 M「良く、飯食う気になるな?」 母「腹が減っては戦は出来ぬ。って言うでしょ?あんたも妊婦何だからちゃんと食べなきゃ駄目よ。Sも、これからに備えて腹ごしらえしとかなきゃね!奢ってあげるからさ笑」 (これからに備えて…ってなんすかぁー!余計食欲無くなるわ…) Mと私はMのお母さんに引きずられる様にアパートから少し離れた所にあるファミレスに連れて行かれました。 Mと私は寝不足なのもあり、食欲がわきませんでしたがMのお母さんはパクパク食べながら「あんた達も早く食べなさいよ!」 M・私「……。」 母「全く、根性無いんだから」 (根性で、どうにかなる事なのか…) Mと私は何とか無理矢理食べました。 ファミレスからの帰り道、Mのお母さんが 「M!あんた、これからもあの家に住むつもり何じゃないの?」 M「住みたくは無いけど、今すぐ引っ越す金なんて無いしさ。Kはあの部屋気に入ってるし、霊感無いからなんも感じないだろうし」 母「なら、もっと強気で行かなきゃ。勝てないよ!」 (勝つとか負けるとかあるんか?やっぱ、私には解らん…) 部屋に着くとMのお母さんはお風呂を掃除して沸かし、たまっていた洗濯をしたりと動き回り、夕方Aが学校から帰って来る時間になると家に電話をしてAに今夜はお祖母ちゃんの家に泊まる様に言うと、テレビを点けて見始めました。 M「一体、どう言う神経してんだ。あの母親は」 私「ある意味、霊より最強なんちゃう」 M「本当だよ。良くテレビ見てヘラヘラ笑ってられるよ」 母「あんた達、何さっきからブツブツ言ってんのよ!まだ、出て来ても無いのにビクビクしてんじゃ無いよ」 (強い…。この人なら、あの女追い出せるんちゃうんかな…) やがて、夜になり三人順番にお風呂に入り、昼に余り食べなかったMと私はやっとお腹が空いて来てコンビニ買い物に出掛けました。 私「お母さん、良くあの部屋に一人で居れるわ。私なら無理やわ」 M「私は住まなきゃならない」 私「私なら住めない」 M「住まなきゃならない人間の前で言うな」

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  • もし、このまま10年とか住んでたらどうなっていたんだろう
    つばさ
  • おもしろいー
    ココナッツ
  • まいさん。コメントありがとうございます。 怖くしようと脚色したく無いので、そのままで書いてます。
    mie
  • こたくんさん。コメントありがとうございます。いつも読んで下さりありがとうございます。
    mie
  • 匿名さんコメントありがとうございます。 難しいでしょうね。特に執着してると。
    mie
  • 匿名さんコメントありがとうございます。 難しいでしょうね。特に執着してると。
    mie
  • 話し方で 怖さがないかも
    まい
  • あ〜面白かった! またお願いします!
    こたくん
  • 幽霊を追い出すことは、なかなか難しいようだ。
    匿名
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