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短編
年越し
匿名
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2016年1月17日
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9年前高校3年の時の年越しの話しです。

当時付き合っていた彼女と一緒に年を越すために、都内のホテル街に向かってました。

時間は21時頃です。

途中のコンビニでご飯と飲み物を買い、部屋を探してました。

年末って事もあってか、普段は21時から宿泊OKのはずが、どこも22時からしか宿泊がなく、一軒一軒回って、普段は行かないホテル街の一番奥のホテルにたどり着きました。

そこでは21時から宿泊を受け付けていて、2部屋空いてました。

僕らはそのうちの安い方の部屋を選択して、部屋に入りました。

年末の特番を見ながらご飯を食べ、年越しと同時に記念撮影をしました。

ここまでは何もなく、楽しい時間が過ぎていました。

そのまま二人で眠りについたのですが、深夜の4時頃、吐き気と体中の痛みで目を覚ますと、彼女がぶつぶつと小さい声で何か言いながら僕の背中をさすってました。

状況が把握出来無かったが、僕が首が痛いと言うと彼女は背中をさすっていた手で首をさすってくれました。

すると自然と首は痛くなくなったのですが今度は背中が痛くなります。

さらに追い討ちの吐き気でトイレに駆け込み吐いてしまいました。

不思議なのは、この時、食べた物は一切出ず、白い液体を吐き続けていました。

この時点で霊的な物を感じ、思わずフロントに行き、いわくつきか聞きました。

フロントの人は、そんな事言われたのは始めてだと言うので、それ以上追求しませんでした。

電車の始発まで彼女に体中さすってもらいながら耐え、始発で電車に乗りました。

しばらく体は痛かったのですが少しずつ痛みは薄れ、夕方には完全に痛みは引いてました。

後日、年明けと同時に撮った時の写真を彼女に見せて貰いましたが、僕の顔の隣には苦しそうな表情を浮かべた顔が2列で7個そして僕の頭に覆い被さるように、たぬきみたいな動物が写り込んでました。

ちなみに彼女がぶつぶつ言ってたのは、彼女の家に伝わるおまじないみたいなもので、僕が人間じゃないような唸り声をあげていたので、起き上がってそのおまじないを唱えてくれていたそうです。

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