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中編

姿のない友達(長文)

匿名希望 4日前
怖い 850
怖くない 636
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分から話さないと彼女も話さないからです。 そんな彼女から来たとも知らずに何気なく電話に出ると彼女は、「どうしたの?元気ないね」と言いました。 この声で私の奥にあった【見えない友達】はふんわりとですが私の中に戻ってきたのです。 そして意外にも彼女は私に会わないかと持ちかけてきたのです。 今まで声しか知らなかった友達に会えるという好奇心からか、私の重い口は意思とは無関係にうん、と声を発しました。 その週の日曜日に待ち合わせ場所の人気のない川のほとりで彼女が来るのを待ってましたが一向に姿は見えませんでした。 すると、彼女から電話が掛かってきました。 川の僅かな水流の音おかき消すような小さな着信音を聞いた私はすぐさまスマホを開き電話に出ました。 すると彼女から衝撃的な事実を告げられました。 そこら辺は鮮明に覚えてないので軽く脚色しつつ大事な要点だけまとめます。 ゆい「川の前を見てみて、そこに気があるでしょ?私、そこにいるんだよ」 私「何言ってるの?」(木の辺りに人影はなかった) ゆい「私はいないけどいるよ、でも見ることは絶対に出来ない」 私「もしかして今日これないの?」 ゆい「私はあなたと一緒にいたい」 私「ゆい、なんか変だよ?」 ゆい「その木、カメラで撮ってみな」 私は言われるがままにスマホのカメラでシャッターをきって写真を撮りました。 すると、写真の中央、気に重なるように肌色のような黄色いようななんともいい難い色のオーブ?がひとつだけ写っていました。 ゆいはそのあとにそれが私と言って私に問いかけてきました。 それは取り憑いてもいいかと言う質問です。 彼女いわく、取り憑けばこの場所から開放されずっと一緒にいられるとのことです。 私は快く了承しました。 それからゆいが私の前に現れることも喋ることも無くなりました。 今の所体に変化もなくむしろ仕事の調子も上がったりと下向きだった人生が少しだけ上に向いてるような感じもします。 結局彼女がなんだったのかは分かりませんし、死因すらも聞き出せませんでしたが、 きっとこれからも一緒なんだと思うと少し元気が出てきます。

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  • え、怖い。
    まりりん
  • なんかこーゆー話すきやわ
    いざよい
  • なんていうか。。。本当にそれ大丈夫なの?
    おみや姫
  • 早く病院へ。。
  • 怖いというか良い話しだよね
    ヨッピ
  • どれかは教えないけど、僕が投稿した話は8割以上の人が怖いを押してくれたよ^o^
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