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中編
誰か
匿名
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誰か

匿名
2019年12月1日
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俺の知り合いの自衛隊員が体験した話です。その自衛隊員をAさんとします。

Aさんは、山の中の練習所で訓練をしていました。訓練は夜通し行われるわけですが、その内容は「歩哨」といい、中心となる部隊が寝てる間、その周りを順番で見張る。というものです。

なにしろ山の中、それも真夜中。とても暗いんです。もちろん敵がいる想定で、敵の部隊役の部隊もいます。見張っていると、「誰か」

という声がたまにきこえてきます。その「誰か」は、「誰だ」という意味で、敵か味方かを確認するものです。

後ろから足音が近づいてきました。

Aさん「誰か」

相手「○○部隊○○曹」

味方でした。

Aさん「おつかれさまです」

そう言って交代して、ゆっくり自分のテントに戻っていきます。すると、道の脇に赤い点がみえたんですよ。その赤い点は自衛隊のもつライトなんですけど、一応Aさんは、「誰か」と聞きます。でも答えません。もう一度、「誰か」それでも答えません。実際に撃つわけではありませんが、銃をかまえて前に出ます。「誰か」するとようやく「○○部隊、○○曹」

味方でした。

Aさん「おつかれさまです」

変に怪しまれないようにライトをつけたりするのはよくあることです。

道をまたしばらく行くとまた赤い点が見えました。「誰か」聞いても答えません。

すると赤い点が縦横に動きました。これは、前へ進めとかいう意味なんですが、一応Aさんは「誰か」と聞きます。でも答えません。Aさんは赤い点のとおり、前へ進みました。しばらくすると今度はL字型に赤い点が動きました。これは左に曲がれとかそういう意味です。そんなことが繰り返され、あるところで赤い点が止まり、

✖️というふうに動きました。これは止まれなどの意味です。Aさんは止まって、もう一度、

Aさん「誰か」

と聞きました。するとようやく

「○○部隊○○曹」

と言いました。少しならライトをつけてもいいと言われてたので、誰か確認する為にライトを前に照らしました。するとそこには、

首を吊った死体があったんです。

そのことを部隊に伝え、翌朝捜査に行きました。

しかもこの山のこの土地で前に自衛隊員が事故でお亡くなりになったということもあったとAさんの班長から聞きました。

時々聞こえた「誰か」という声は一般の人が、「助けて」という意味で言ったのかもしれません。そして誘導してくれたあの赤いライト。それは事故でお亡くなりになった隊員が、教えてくれたのだろうか。

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後日談:

  • 読んでいただきありがとうございます。 よければコメントよろしくお願いします。

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