これから話すのは今から１5年以上前の自身の体験談です。 仕事が休みの日に彼女と某宮崎県付近の海へ海水浴に行った時に、お客も沢山いて初めは何とも無く楽しくビーチボールで遊んだり泳いでみたりしていました。 でも少し足が海の底に着くかつかないかの所を泳いでいると何かに足を引っ張られる感覚が有ってすぐに後ろを振り向き、海中を確認して見るも何も無く、気のせいと思い再び泳いでいました。しばらくすると 体が重く動けなくなってしまい、近くにいた彼女に引っ張ってもらい、シャワーもそこそこに何とか帰路に着くことができたのですが、その日は急な３９度の高熱が出て布団で寝込んでしまいました。翌日にはだんだん熱も下がり回復していったのですが、自分の左前腕を見ると誰かに握られたかのような赤紫色の指の跡が残っていました。今までそのような経験は無く、本当にゾッとした海水浴の思い出となりました。