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新幹線のぞみ

僕が小学生で、新幹線にのぞみが走り始めたばかりの頃。
その頃は300系新幹線は2本しかなく、朝と晩に上りと下りが1本ずつ走っていた。
俺が住んでいたところは東京と大阪の中間あたりにあるせいか、300系のぞみが上り下りのすれ違うシーンを見ることができると話題になっていた。
新幹線のぞみのすれ違いを見ることができると、何かいいことがあるとかいう噂もあった。
だがお互いに270kmで走っていて天候などの影響もあるためすれ違い地点は毎日異なり、この辺りですれ違うことは分かっていてもすれ違う瞬間を目の当たりにすることは難しかった。
そんなある日、早朝に河川敷でランニングをしていた俺は、のぞみ同士がすれ違う瞬間を見ることができた。
おぉーっと感激する俺。
そのあといつものように学校に行くと、クラスでこれから転校生が来ると話題になっていた。学期や月の途中でいきなり転校生が来るって珍しいと思いながらも、ワクワクと待っていると。
担任の先生が割と可愛い女の子を連れて教室に入ってきた。
そして女の子は自己紹介を始めたが、その子は「のぞみ」という名前だった。
まさかね。偶然だよねww
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