本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

長編

凸凹さん

jamtec 4日前
怖い 1,151
怖くない 925
chat_bubble 38
84,639 views
俺は本当に二度と、あの場所には行きたくなかった。 正直、あの場所は怖い。 でも俺には これ以上、自力で真実を追求できる自信がなかった。 俺達は――、凸凹山地に訪れた。 あの時のように、俺の目の前に屋敷は現れなかった。 あるのは だだっ広い丘だけ。 ただ点々と、整備されてない墓石が並んでいた。 俺はDを あの墓石のある場所まで案内した。 しかし――、 D「で、どこだよ。凸凹丸さんち の墓は…」 俺「ここだよ」 墓石があったはずの場所に立つ。 D「…。何もねーじゃねーか…」 あの墓石は まるで初めから無かったかのように、その場から消えていた。 俺は膝から崩れ落ちる。 D「本当、何がどうなってんだろうな…」 あの時と同じように、冷たい風が頬をかすめた。 D「あのよー、別にお前のせい とかじゃねーと思うよ。誰も悪くない、ここまでの話を聞いてる限りはよ?確かにお前ら、そこまで悪いことはしてねーと思うし、」 その時、Dは俺を慰めたつもりだったんだろう。 D「たまたま、怪奇現象に遭遇しちまっただけだよ。『屋敷に侵入した』とか『封印を解いた』とか『若者だった』とかに関係なく、ただ単純に――、」 でもその言葉が、俺には一番 残酷に聞こえた。 「 運が悪かった だけじゃねーのか? 」 Dは言う。 噂も、大抵が曖昧なんだと。 話も、大体は推測なんだと。 真相かどうか、根拠なんて ほとんど無い。 真実かどうか、証拠なんて カケラも無い。 『 誰のせいでもない 』 『 何が原因でもない 』 ただ 運悪く――、怪奇現象に見舞われただけ。 それが今 出せる、何一つ根拠も証拠も無い、真相も真実も見出せない、適当で曖昧な唯一の推測だった。 俺の心の中は空っぽだ。 俺の頭の中は真っ白だ。 まるで走馬灯のように、 さながら回想シーンのように、 事件の情景が、脳内を駆け巡った。                                                                                                                                                                                              

後日談:

  • 14

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(38件)

  • 文章が稚拙すぎて
  • 凸凹さんの姿が想像できて結構トラウマ!だけどデコルー!ボコルー!が結構むかつくww
    さき
  • 映画にしてください
    レビューマン
  • 実話か??
    環七
  • 初めてこれ読んだ時本当に胸糞悪くなりました。これのどこが怖い話なんだろってデコルーのあたりで寝る前に読んでいるのですが舌打ちしました。なぜか時々読みたくなるんだけどやはり腹立つ笑笑
    misery
  • 話としては面白いですが、わたしは怖いとは思いませんでした。
    溶けるかまぼこ
  • 悪くない話し 映画にありそうだし面白い感じする
    まゆ
  • ラノベ文章で全然面白くも怖くもなかった
    よん
  • お話なんだろうけど なんか2ちゃんぽい( °_° ) 文才の賜物って感じ
    イリミナ
  • ぬしのぼやきみたいなのと、ツッコミがいらないかな。。
    まさ
0/500

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.1.243

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

grid_3x3 話題のキーワード

search

サクッと読める短編の怖い話 サクッと読める短編の怖い話

読み込み中...