
長編
地下に封印されていたモノ
匿名 55分前
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「く・・・くるな!喋るな!!」
僕は女から距離を取ろうとすると、兵士のことを思い出して振り向くと、案の定兵士はいました。
「オマエもだ。だれなんだよ。でてけよ」
「・・・」
兵士は何も言わずに、女の方を向いている。相変わらず顔は見えない。
「なんなんだよ!何か喋れよ!!!」
「・・・」
僕は兵士は何も行動しないのを見ると、とりあえず害はないだろうと思って、女だけを相手にすることにした。
「オマエ・・・生きてるのか?」
「嫌なんだろ?」
「答えろよ!!!」
僕が叫ぶと、女は姿を消した。
辺りを見回しても、兵士しか部屋にはいない。
消えたかと思い、少し安心して床にへたれ込みました。
「あと一日だあああああああああ!!あと一日でオマエも楽にいいいいいい!!!」
突如、床から絞り込むような奇声が聞こえて、床の畳を見つめると女がいた。
畳と女が同化した。説明がしづらい感じだった。
「かあさああああああああああああああん!!!!って、また夢か・・・」
僕はまた畳の上で起きたが、昨日とは位置がずれていた。
「部屋の出口に近くなってる・・・」
まるで何かが、僕を部屋の外に持っていこうとしているみたいだった。
精神的に疲れて外に出ると、母さん、父さん、おじいさんが、
昨日今日と叫びながら起きているのを心配している様子だったけど、僕は軽く受け流した。
学校では、女が言っていた言葉が頭に響いて、おかしくなってしまいそうだった。
『嫌なんだろ?』
確かにこの状況は嫌だ。
それに、もう少しで修学旅行がある。孤独な修学旅行なんて絶対嫌だ!!
その時、隣の席の女子が話しかけてきた。
「○○(苗字)君・・・ちょっといいかな?」
「ん?ああ」
神妙な面持ちだった。
「○○君さぁ、正直言って悪いけど、友達いないよね?」
「うん、いないよ」
「あのさ、○○君の後ろにさあ・・・変なこと言ってもいいかな?」
「え?何か見えるの?」
「昨日部活やってるときに、○○君が帰ってくるのを見かけたんだけど・・・
○○君に引きづられるように・・・その・・」
「・・・気にせず続けてよ」
「裸の女の人が、○○君に引きづられていたんだ・・・」
「・・・ありがとう」
「ごめんね・・・変だよね」
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- 疲れたぜ。まりりん
- 支離滅裂で草もずく
- 感慨深く閲覧させて頂きました。 この世の善悪&是非を感じました。 過去が有り、今が有り、未来が有ると 実感します!ハゲ田ピカ男
- カザフスタン国立森林公園前第8高等学校オーガニック竹下
- ごめん、途中で挫折した(´・д・`)
- なんか短編小説を読んでいるようでした。少年の色んな話を見てみたい 笑さき
- 秋田高校時雨
- すごい怖かったマイケル
- まだツタナイ文章ですが世代の歴史を背景にして話に広がりをつけ、読み手を飽きさせない。言葉と行動、そして慣れない環境の変化に揺れる少年の気持ちに好感が持てました。きつね猫
- 愛知高校アンチ