
長編
地下に封印されていたモノ
匿名 9時間前
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のようなものが見えました。
「え?え?え?!」
左をもう一度見てみると、そこには黄土色っぽい軍服にブーツ、軍帽を被った男。
第二次世界大戦時の日本兵が立っていました。顔は見えません。
ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!
僕は腹の底から大声で叫んだつもりでしたが、口がうんともすんとも動きません。
見るな見るな見るな見るな見るな
その男から目を逸らそうと右を見ると、
右には真っ裸で凄い形相をした女が、近くで俺を見下ろしていました。
ぎゃああああああああああああああああああああああああああ
僕は体を動かそうと必死になりました。
動け動け動け!!!!!
心の中で叫んでいたら、すっと僕の体が浮かびました。
金縛りから開放されたので、僕は一目散に部屋から飛び出そうとしましたが、ふすまが開かない。
僕は必死でふすまを開けようとして、ふすまを蹴っ飛ばしたりしましたが、びくともしません。
逃げ道を探そうと振り返ったら、日本兵らしき男と女が体を向きあっていて静止しています。
そこで僕は、1つおかしいことに気づきました。
誰も居ないはずの布団・・・そこには僕が寝ていました。
何で!!!!
そう思ったら、女がこちらを見て口を動かしてこう言いました。
「あと二日だああああ!!!」
「うぎゃああああああああああああああ・・・ってアレ夢?」
目覚めると、僕は畳の上で布団からはみ出て寝ていた。
「何だ夢かぁ~・・・ってうわああああああああああああ!」
小便ちびっていました。
僕は泣く泣く母さんにだまってパンツを変えて、濡れたトランクスを洗濯機に放り込んだ。
その日も学校では誰とも喋れず、とぼとぼと帰宅して、夕食をとり、部屋で寝転がっていました。
「あいつら、何してるんだろうなぁ・・・」
僕は前の中学校の友達のことを思い出して、少し泣きそうになりました。
「会いたいなぁ」
その時好きだった○○さんの事を思い出して、なんとも言えないやるせない気持ちになりました。
もう吹っ切れようと、僕は早めにその日は寝ました。
「今の生活が嫌なんだろ?」
声が聞こえてふと目を覚ますと、僕の目の前には、昨日の真っ裸の女が立っていました。
僕は飛び起きました。(金縛りにはなってなかった)
「だ・・・だれだ?!オマエは!」
「嫌なんだろ?嫌いなんだろ?」
この怖い話はどうでしたか?
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- 疲れたぜ。まりりん
- 支離滅裂で草もずく
- 感慨深く閲覧させて頂きました。 この世の善悪&是非を感じました。 過去が有り、今が有り、未来が有ると 実感します!ハゲ田ピカ男
- カザフスタン国立森林公園前第8高等学校オーガニック竹下
- ごめん、途中で挫折した(´・д・`)
- なんか短編小説を読んでいるようでした。少年の色んな話を見てみたい 笑さき
- 秋田高校時雨
- すごい怖かったマイケル
- まだツタナイ文章ですが世代の歴史を背景にして話に広がりをつけ、読み手を飽きさせない。言葉と行動、そして慣れない環境の変化に揺れる少年の気持ちに好感が持てました。きつね猫
- 愛知高校アンチ