
長編
地下に封印されていたモノ
匿名 7時間前
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すると、床に階段があって、
棚の上の置物に夢中だった僕が、勝手に階段を踏み違えただけでした。
「ビックリしたなぁ・・・。だけど地下もあるのかぁ」
階段は木で出来ていて、乗るとミシミシと音がします。
下は暗く、いかにも幽霊とかいますよ~っと無言で語っているようだった。
「よ・・・よし行ってやる!」
怖がりな僕は怖さを紛らわす為に、ゲームの主人公に自分を見立てて探索しようとした。
一旦、蔵から出て、自分の部屋に行き、まだ整理してなかった荷物をダンボール箱から漁った。
「あった!」
エアーガン、壊れてるラジオ、ポケットライト。
今思い出すとバカバカしいが、当時は本気でした。
それらを持って、僕は蔵に突撃しました。
その時、もう太陽は沈みかけてて、夕日になっていたのを覚えています。
胸ポケットにポケットライトをしまい、ズボンの尻の方にエアーガンを刺して、
僕は階段を一歩ずつ歩いていきました。
一歩一歩に長く時間をかけていたので、全部降りきった時には前身に変な汗をかいてたのを覚えています。
ライトで降りてきた階段を照らすと、思ったより短くて拍子抜けでした。
降りた先は、一般的な公立中学の教室と同じくらいの広さの部屋でした。
壁は石で出来ているみたいでゴツゴツしていて、扉らしき物は何も無かったので、
どうやら部屋はここだけのようです。
地下室らしくひんやりしていて、その空気は僕の恐怖心を煽り立てました。
何かないものかと、僕はエアーガン震える手で構えながら、ライトを照らして辺りを探索していると、
箱のようなものを見つけました。
「なんだろ・・・これ?」
埃を被っていたので僕が手で払うと、立派な赤い漆塗りの箱であることが分かりました。
「これ・・・開けてもいいのか?」
開けたら呪われる箱とか、パンドラの箱とかを連想して、僕は開けるのを戸惑いました。
結局僕は開けるのをやめて、蔵から脱出しました。
帰り際、僕はふと箱が呼び止めているような気もしましたが、無視して歩き続けました。
その日の夜、箱の事を思い出してそのことを考えていると、全く眠れなくなり、いてもたってもいられなくなり、
箱を開けに行こう!と思い、体を起こそうとしたら動けない。
これが金縛りって奴でしょうか、全く体がびくともしません。
どうしようと僕が目の玉を動かしていると、左にふと人影
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- 疲れたぜ。まりりん
- 支離滅裂で草もずく
- 感慨深く閲覧させて頂きました。 この世の善悪&是非を感じました。 過去が有り、今が有り、未来が有ると 実感します!ハゲ田ピカ男
- カザフスタン国立森林公園前第8高等学校オーガニック竹下
- ごめん、途中で挫折した(´・д・`)
- なんか短編小説を読んでいるようでした。少年の色んな話を見てみたい 笑さき
- 秋田高校時雨
- すごい怖かったマイケル
- まだツタナイ文章ですが世代の歴史を背景にして話に広がりをつけ、読み手を飽きさせない。言葉と行動、そして慣れない環境の変化に揺れる少年の気持ちに好感が持てました。きつね猫
- 愛知高校アンチ