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中編

歩いて帰ろう

匿名 2日前
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ました。小さな古い木造の民家で、部屋には大きな祭壇がありました。色々なものが天井から吊るされていました。 出てきたのは小柄なおばあさんでした。そこで、その人にすぐ「若い男の霊がついている」と言われたのです。 徐霊?と言えばいいのかわかりませんが、鈴のようなものを鳴らしながら、おばあさんとは思えない強い力で背中をバンバンと強く叩かれて、それがものすごく痛くて。 なのに、なんかおかしくて笑いそうになってしまって、なんとか笑わないよう堪えていました。 一応徐霊が終わり、話を聞くと、男の霊は、私の学校生活が楽しそうでついてきてしまったと。(当時大学生になったばかり) また、電車で、寝てないのに最寄り駅を乗り過ごしてしまったのは、守護霊がその駅に降りないように守ったから。 用水路に落ちたのも、正気を取り戻させるために守護霊が落としたらしいです。 (守護霊、雑じゃない?と思いましたが) そのあと、そのおばあさんに、一週間、毎日夜の決まった時間にお茶を入れ、お経を唱えて庭に撒けと言われました。 半信半疑の私をよそに父は真剣でした。 その日の夜から、言われた通りにしたのですが、3日くらいしてから、私が体調を崩して入院することになってしまって。(風邪をこじらせただけで、3日くらいで退院しました) その間、父が代わりに言われた、供養?を行ったと母から聞きました。 ただ、不思議なのは、その出来事のあいだ一度も「怖い」と思わなかったんですよね。むしろ、まわりが真剣で、私は置いてけぼりというか。お茶を撒く意味もよく分からないし。父が代わりにして効果があったのかどうかも不明だし。 それで、若い男の霊がどうなったか分からずじまい、うやむやのままです。この話は無かったことのようになってしまいました。 それ以降なにも無くて変わったことも起きてませんが、夫は「見える人」なんで、なんだか今、ぞわぞわと怖く感じます。

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