
長編
禍垂 コピペ
匿名 1時間前
chat_bubble 7
51,414 views
。
Hさん「そう思っても仕方ないよね。あれはUさんの意思じゃなく、その裏にいる者の意思だから、元が人間かどうかすらわからない物だけどね」
幽霊だけでもあんな事無かったら信じてすらないのに、漫画みたいな話をされても今いち「?」としかならなかった。
Hさん「実は、家に来た時点でUさんの意思ではないと気付いてたの……でもね、それをあなたに伝えたら、あなたは少なからず可哀相とか同情の気持ちを持つでしょ?それは、あの一晩を過ごすなら絶対に持ってはいけない気持ちだったの」
俺「何故駄目なんです?関係あるんですか?」
Hさん「同情心を出せばあなたは助からなかった。Uさんに見つかってたから……あなたの意識を恐怖だけに満たして、Uさんから意識を逸らさなければならなかったの」
自分の為だと理解し何となくだが、納得したが肝心な事を聞けてない。
俺「Uはあの後どうなったんですか?Uの意思じゃないならなんだったんです?」
Hさん「あなた達が一晩過ごしてる間、私は私の先生の所に行ったの。見てわかる通り、私は世間じゃ心霊研究家で通ってるの。私の先生も似たような感じだけど、私以上に詳しいし、長年この世界にいるから、失敗したらの話を聞きにね」
失敗したかもしれないのかよ……そう思ったが、自分達じゃどうしようも無かったから仕方ないと思う事にした。
Hさん「あなた達が行った山だけど、色々な怪談があると思うけど、知ってる?」
俺「はい。カップルの幽霊だったり、婆さんの幽霊だったり、色々噂は一通り聞いてます」
結構有名な所だから、噂が絶えないような場所だった。だからか色々話しは聞いていました。
Hさん「実はそういった噂じゃない、本当にヤバイものがあの山にはいるって先生から聞いてね、多分それのせいだと聞いたの。詳しくはわからないけど、『禍垂』(カスイ)と言うらしいの」
俺「禍垂?」
正直ついていけなかった。
そんな漫画みたいな話されても理解出来ないし、幽霊だけで精一杯だったから。
Hさん「詳しくは本当にわからないの。多分元は人間だけど、いつからいるのか、何の因果で山にいるかも何もわからないの。禍垂も見た目から先生がつけた名前だし、本当の名前もわからない」
俺「でも、俺と何の関係があるんですか。禍垂なんて聞いた事すらないし」
幽霊とは無縁の零感男だったし、そんなの噂すら知らなかった。
Hさん「推測だけど、Uさんは禍垂に引き込まれたんだと思うの。だからU
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(7件)
- 中卒は中卒でも一応高校には三ヶ月程通ってはいましたよ、意味はあまりありませんが。 本当に頭の悪い10代の思い出ですね、ですが今考えるとかけがえのない思い出でもありますね。本人
- 中卒は中卒でも一応高校には三ヶ月程通ってはいましたよ、意味はあまりありませんが。 本当に頭の悪い10代の思い出ですね、ですが今考えるとかけがえのない思い出でもありますね。本人
- 胃下垂ですが大丈夫でしょうかまー
- 「ネタであってくれ」と思わせる、本当に怖い話だ…ボトムズヲタク
- 関係ないけど、農林水産省って必殺技みたいな響きだよね。レモン100個分のレモン
- Tも木の上にいるの見ちゃったよね? 大丈夫なのかな?陸奥
- こんな恐ろしい事が現代でも現実にあるんですね…K