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長編

禍垂 コピペ

匿名 2020年3月17日
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昔、10代の時で、まだしていい事、悪い事の分別もつかない時の話。 中学を出て、高校も行かず、仕事もせずにツレとブラブラ遊び回ってた。 いつものようにツレから連絡があり、今から肝試しに行こうとなった。 俺は昔からそういった事は全く信じておらず、怖い物など無いと言ってのけていた。 二つ返事で了解し、ツレが迎えに来て、さっそく肝試しに向かう事になった。 場所は割と近い山の中のトンネルだった。 メンバーは、血の気が多くリーダーシップのあるTと、10代と言うのにすでに威厳のあるMと、多少幽霊関係にビビり気味の超絶イケメンSの、4人で行く事になった。 皆、霊感何て物は無く、S以外は幽霊何ていないと余裕で心霊スポットに向かっていた。 今考えたら、これが間違いだった。 その山までは1時間もかからずに着いた。 道中は何も無かったが、山中の丁度カーブ辺りに花が供えてあったのを見て背筋に悪寒が走り、何か忘れてると考えたのを覚えている。 無事にトンネル前の駐車場に着き、トンネルには直接入れない為、駐車場に止めてそこから四人で歩いて行った。 幽霊など信じてはいなかったが、やはり夜中の山道は気味が悪く、嫌な位静かだった。 そんな中、無理に盛り上げようと、Tが崖落ち防止のガードレールを蹴り上げながら声を張り上げていた。 T「全然対した事無いやろ、暗いだけ」 俺「本当だね、全然対した事無いし、拍子抜けだ」 S「いやいや、充分怖いし、もう帰りたい」 そんなたわいない会話をしながら歩くと、すぐに目的のトンネル前に着いた。 息巻いて来たはいいが、トンネルの入口の時点で圧倒される程に嫌な雰囲気だった。 トンネルはまるで侵入者を拒むように、もしくは中にいる者を出さないように、デカイブロックで封鎖されていた。 流石に誰が行くと、雰囲気にもなれずにタジタジでいると、血の気の多いTが言い出した。 T「お前らビビってる?情けないね、俺が行くわ」 ここで行かなかったらビビり確定、それだけは避けたかった俺は、思ってもない事を言ってしまった。 俺「ビビるはずないだろ、俺が一人で行って来るから待っとけ」 本当に後悔した。 T「お前は男だな、ヨシ行け」 この時ばかりはTを恨んだ。本当に零感の俺でもヤバイ雰囲気ムンムンだったから。しかし、一回言った事なので後には引けず、ブロックの隙間から一人、吹き抜ける暗闇に侵入した。 いざ入ってたはみたものの、中はずっと続く暗闇、

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