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長編

ヒッチハイク

匿名 2016年9月18日
怖い 921
怖くない 654
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店長もグルか?? 不安が胸を過ぎった。カズヤと目を見合わせる。 「すみません、ちょっとトイレに」とカズヤが言い、俺をトイレに連れ込む。 「どう思う?」と俺。 「店長がウソを言ってるとも思えんが、 万が一、あいつらの関連者としたら、って事だろ? でも、何でそんな手の込んだ事する必要がある?  みんなイカレてるとでも? まぁ、釈然とはしないよな。 じゃあ、こうしよう。大事をとって、さっきの運ちゃんに乗せてもらわないか?」 それが1番良い方法に思えた。 俺達の意見がまとまり、トイレを出ようとしたその瞬間、 個室のトイレから水を流す音と共に、 あのミッ○ーマ○スのマーチの口笛が聞こえてきた。 周囲の明るさも手伝ってか、恐怖よりまず怒りがこみ上げて来た。 それはカズヤも同じだった様だ。 「開けろオラァ!!」とガンガンドアを叩くカズヤ。ドアが開く。 「な…なんすか!?」制服を着た地元の高校生だった。 「イヤ…ごめんごめん、ははは…」と苦笑するカズヤ。 幸い、この騒ぎはトイレの外まで聞こえてはいない様子だった。 男子高校生に侘びを入れて、俺達は店長と談笑するドライバーの所へ戻った。 「店長さんに迷惑かけてもアレだし、お兄さん、街までお願いできませんかねっ これで!」 と、ドライバーが吸っていた銘柄のタバコを1カートン、レジに置くカズヤ。 交渉成立だった。 例の変態一家の件で、警察に行こうとはさらさら思わなかった。 あまりにも現実離れし過ぎており、俺達も早く忘れたかった。 リュックに詰めた服が心残りではあったが… ドライバーのトラックが、市街に向かうのも幸運だった。 タバコの贈り物で終始上機嫌で運転してくれた。 いつの間にか、俺達は車内で寝ていた。 ふと目が覚めると、ドライブインにトラックが停車していた。 ドライバーが焼きソバを3人分買ってきてくれて、車内で食べた。 車が走り出すと、カズヤは再び眠りに落ち、俺は再び眠れずに、 窓の外を見ながらあの悪夢の様な出来事を思い返していた。 一体、あいつらは何だったのか。トイレの女の子の泣き声は… 「あっ!!」 思案が吹き飛び、俺は思わず声を上げていた。 「どうした?」とドライバーのお兄さん。 「止めて下さい!!」 「は?」 「すみません、すぐ済みます!!」 「まさかここで降りるのか?まだ市街は先だぞ」と、 しぶしぶトラックを止めてくれた。この問答でカズヤ

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  • 同じ話し載せる人 いるよね
    まい
  • 風景や登場人物や状況が想像出来て、かなり怖かったです。寝れなくなりました。
    びびり
  • 私この話コピペで読んで一番怖いと思いました。
  • これを見たら、ヤバイほど、怖い話でした。
    斜め
  • 真夏の山の中で蚊や虫がいるのに寝れるわけがない。実際、コンビニの駐車場で車中泊した事あるが暑くて少し窓開けただけで蚊が5匹くらい入って酷いものだったのに山の中とか地獄だろ。あとコンビニのトイレでミッキーのテーマどころか口笛吹いてる奴と遭遇した事さえ無いわ。
    やたら長い
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