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「Kの言葉」
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「Kの言葉」

3時間前
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僕は学校で特別支援学級に通っている。周りの子たちと比べて勉強が遅れていて、いつも先生に助けてもらっている。

そんなある日、道徳の授業で「虐待について」話し合う時間があった。

「ある家庭で、子どもがひどい目にあっていたというニュースを知っていますか?」

担任の先生がそう言った時、僕は心が重くなった。ニュースには、ある女の子が養父に虐待されていたという内容が流れていた。彼女は、部屋に閉じ込められ、食事も与えられず、毎日謝罪文を書くことを強いられていたという。

その時、隣の席に座っていたクラスメイトのKが呟いた。

「すごいよね、まだ小さいのにちゃんと文章を書けて、賢いなあ。」

彼の言葉に僕は驚いた。

「でも、なんでそんなことを言うの?」

思わず問いかけた。Kは笑って、

「だって、可愛い子がそんな目にあうなんて、もったいないでしょ?」

その言葉に、僕の心は凍りついた。

可愛くない子は虐待されても平気なんだろうか?

この女の子は、賢いから頑張って謝罪文を書けたんじゃなくて、ただ生き延びるために必死だったんだ。

僕が普通の子たちと違うのは、こういうことを考えることができるからだと思っていた。

でも、普通の子たちの中には、想像力が欠如している人がいることを思い知った瞬間だった。

その時、Kの笑顔が怖くなった。

自分が何を言っているのか、全く分かっていないのだろうと。

そして、そんな彼を見ている自分が、少しだけ恐ろしかった。

僕は、何が正しくて何が間違っているのか、分からなくなってしまった。

それが、怖さの裏側に潜む真実だった。

彼の言葉が、僕の頭の中でずっとリフレインしている。

「可愛いのにもったいない」

その言葉が、心の奥に潜む暗い影のように、いつまでも消えなかった。

僕はただ、何が本当に大切なのか、考え続けるしかなかった。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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