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ヒッチハイク③(車には静月とともに小さな女の子も)
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ヒッチハイク③(車には静月とともに小さな女の子も)

7時間前
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水族館のマリンワールドの近くに停めると、

「着いたよ。」

「私、ここ初めてなんです。よかったら案内してくれませんか?」

と言われた。

俺は静月のことがだいぶ気に入っていたので

「いいよ!」

と言い、駐車場に停めて静月とマリンワールドの中へ。

ここまでくると、ヒッチハイクじゃなくてデートだよなって思ったり。

マリンワールドで静月と海月を眺めて

「綺麗ですねー」

静月は喜んでいた。

他にも大きな水槽を見て、説明の写真を見ながらどこにどの魚がいるか探したりした。

また屋外でペンギンを見ながら、

「可愛い!」

間近で見られるペンギンを見て静月が喜んでいて、最高に可愛らしかった。

そして一通り回ると、もう5時近くになっていた。

俺は静月とともに駐車場に向かう。

静月は福岡市内で泊まるのか、最初のところに戻るのか。

「このあと、どうする?」

「泊まる所とか、どこか知ってますか?」

俺は静月とともに、市内のホテルを探した。

だが夏休みということもあり、泊まれるところはなかなかなさそうだった。

車を走らせながら、外はすっかり暗くなっていた。

俺は静月を家まで送って行くしかないかなって思っていた。

泊まる場所はなかなか見つからず、静月は少しも嫌な顔をせずずっとにこにこと俺の車に乗っていた。

静月と話しているうちに距離が縮まっていた。

静月は運転する俺の方を見て

「あの、ずっと一緒にいてくれますよね。」

「どうしたんだ?」

「私、離れたくないんです。」

そう言って静月はずっと俺を見つめていた。

俺も助手席を見ながら

「いいのか?」

「いいですよ!」

俺は右手でハンドルを握ったまま左手を出し、静月は右手ときに両手で俺の手を握っていた。

「あたたかい・・」

静月は嬉しそうにずっと俺の手を握っていた。

・・・

それから数年後。

静月は今でも俺の車に乗っていた。

さらに車には静月によく似た小さな女の子も乗っていた。

ヒッチハイクで静月を乗せたつもりが、一生ついてくることになってしまった。

・・

(完)

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はじめまして、よろしくお願いします。

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