本当にあった怖い話

5年前に本当にあった話。

夜2時頃になると誰かがノックしているのが聞こえるようになって最初は風かと思ってたんだが、あまりにも続くので夜電気消して玄関越しに待ってたんだ。

案の定ノックがしてすぐに玄関開けると、なんと会社の奴が立ってた。

なにやってるんだって怒鳴ったけどのそのそ帰っていった、しかも裸足、しかも男。

次の日問い詰めたら夢遊病で記憶がないらしく、朝起きると足が汚れているらしい。

精神病院に通っているとのことだった。

頭がおかしい奴だと思ってたら今度は休日の昼間にノックして来やがった。

俺のことが恋愛感情で好きなんだと言われたが、いい加減にしろと追い返した。

そうしたら今度は家の前にお握りやら饅頭やらお供え物する様になってはたはた迷惑していたら、また昼間に来て無視していたら、玄関の前でちくしょーちくしょーと髪をかきむしっていた。

とにかく無視が一番と思い無視続けてたら、来なくなったけど。近所の人が変な男が窓から部屋の中覗いてたって言われて気持ち悪くてしょうがない。

警察には一応届けたけど、こういう奴ってどうすればいいのかね。ほんと厄介だ。