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短編

人食いの村

みな 2016年8月17日
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それは祖母の祖母が小さいときに本当にあったらしい(詳細不明)村の真実 本土から海をだいぶ進んだ島に小さな集落の村があった。   当時はその村ですら外国の人がいるのが珍しく、身体が大きいので異国の人は鬼と呼ばれていた。 その村に屈指のお金持ちのアサカさん(多分苗字だと思う)が、きれいな金の髪をした異国の女性と結婚した。 男女の子供もできて幸せかと思われたが、アサカさんの両親は異国の女性を心底毛嫌いしていたそうです。 男性にそっくりな男の子だけを可愛がり、女性に似た女の子を徹底的にいじめていたらしい。 あるとき、村が大飢饉に見舞われアサカさんたちは村の人にお米などを配っていたが、アサカさんの妻と娘は米一粒すらも食すことを許されなかった。 妻と娘は程なくして亡くなったが、アサカさんの両親は葬式すらも出さず野ざらしにしていたとか。 その年、その島ではなぜか魚はおろか食せるもの一切がなくなってしまった。 島の人たちはアサカさんの両親のせいだと言っていたが、次第に皆口をつぐむようになった。 なぜなら、アサカさんの母親が噂した人を切り殺し食べていたからである。 尋常じゃない人数の減り方に怪訝に思ったアサカさんがこっそりと母の後をつけた。 後をつけたその先は妻と娘が亡くなった場所。 そこには堆く積まれた白骨と、アサカさんの父と息子の赤く染まった服のみがつまれていたという。 アサカさんがその後どうなったかは知らないが、今でもその村から帰還できた人はほんの1人だけだという。 その村はその後人食いの村といわれ、現代でもその島と廃村状態の村が残されているという。

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