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白い服を着た女の子
中編

白い服を着た女の子

匿名 2016年7月22日
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「これは、ワタシが小学校6年生の時の修学旅行に体験した怖い出来事です」 【その出来事が起きる数分前】 みんなお腹いっぱいに夜御飯を食べて、 みんなそれぞれの部屋に戻って行きました 次のやる事は寝るベッドをみんなで決めて後は寝るだけでした。 寝るまでまだ時間があったため、みんなは楽しく話していました。 ワタシはこの班のリーダーでしたが、メンバー全員が苦手でしたので大切な事を話さなきゃいけない以外喋りませんでした。 ワタシは予定表を見終わったあと、何もやる事がなくなり外でも眺めようかなと思い カーテン越しの窓から夜空を見上げました すると、下の方に誰かが歩いている事を気づきました。 男女別に分かれているため、女子は2階。男子は3階になっていました。 そのおかげで下の方が見えていました。 歩いているのは女の子でした。 女の子は真っ白なイノセント・ワンピースというシンプルなワンピースを着ていました。よく見ると腕の中に何かが真っ白な布で包まれていてそれを、大事そうに持っていました。 女の子はそのまままっすぐ歩いて行きましたが、裸足で歩いていました。ワタシは女の子は幽霊だという事を確信しました。 そのあと、ワタシは不安になり急いでカーテンを閉め、自分が寝る窓に近いベッドに座り忘れようとして自分の荷物の整理をしました。 そして、ようやく寝る時間のアナウンスが流れみんなは、決めたベッドに行ったことを確認して、ワタシは電気を消しました。 そして、ワタシも自分のベッドに行き壁の方を向くようにして疲れているのか、すぐ寝てしまいました。 数時間後、ワタシは何故か目を覚ましてしまいました。 枕元に置いた時計を光らせ時間を見ると ちょうど朝の2時になっていました。 ワタシは、再び目を閉じようとしたが、足下に何かの気配を感じたため、そっちに 恐る恐る目を向けましたが、誰もいませんでした。それに安心したワタシは再び目を閉じた瞬間「ねぇ」とか弱い声が聞こえました。 ワタシは上半身を起こしあたりを見回しましたが、みんな気持ちよく寝ていました。 ワタシは気のせいかと思い、仰向けで寝ようとしました。 数秒後、なんだか頭の方から冷たい空気が流れました。 気になって、瞼を開くとそこにはさっきの例の女の子が立っていました。 ワタシは考えるよりも先に、女の子から離れました。 すると... 「あなたは、寂しくないの?」 と、急に問われワタシは固まってしまいました。 「みんな、添い寝してるのにあなた一人だけ寝るなんて寂しくないの?」 「何もしないから大丈夫だよ」 ワタシはその言葉に安心してしまったのか ワタシは自分でもわからず答えてしまった 「寂しくない。......一人じゃないと思ってるから」 「あなたは強いのね」 「......」 「......あなたのこと、守ってあげるから安心して」 「え?」 すると彼女は微笑みながらすぅーと消えてしまい、ワタシはそこで意識がなくなってしまいました。 そして、朝になりワタシは先生に起こされました。身体を起こすと、ワタシは窓の近くにいました。 すると班の子の一人が、どうなっていたのか話してくれました。 その子のよると、ワタシは仰向けになっていて、お腹の辺りに手を重ねるようにしていたそうです。 もちろんワタシはそんなことをした覚えはありませんでした。 ワタシは頭痛があったため保健の先生のいるところまで、連れて行かれる事になりました。 ワタシはベッドの前を通った瞬間、 ベッドとベッドの間には一人が入れる空間なんてない事に気づきました。

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